ミリキタニの猫《特別篇》
『ミリキタニの猫』『ミリキタニの記憶』

ーーー猫の絵が呼んだ "小さな奇跡" たちーーー
ニューヨークの片隅で “尊厳” と "やさしさ" が出合ったドキュメンタリー

(c) Jimmy Tsutomu Mirikitani
 
(c) Jimmy Tsutomu Mirikitani
 『ミリキタニの猫』 
原題:The Cats of Mirikitani
(c) Lucid Dreaming, Inc. 
2006年/アメリカ/74分/カラー/DCP・ブルーレイ
『ミリキタニの記憶[短編]』
(c) masahiro yoshikawa 
2016年/日本/21分/カラー/DCP・ブルーレイ

公式サイト

<スタッフ>
『ミリキタニの猫』
監督・製作・撮影・編集 : リンダ・ハッテンドーフ 
製作・撮影 : マサ・ヨシカワ 
編集 : 出口景子 
音楽 : ジョエル・グッドマン
『ミリキタニの記憶』
監督・製作 : Masa 
編集 : 出口景子 石田優子 杉田協士 
撮影・スチール : 御木茂則 芦澤明子 
音楽 : SKANK/スカンク
<概要>
『ミリキタニの猫』
  80歳の日系アメリカ人画家は、そーとー頑固でワイルドだけど、実はおちゃめな面もあるおじーさん。サクラメントに生まれて広島で育ち、2001年には、世界貿易センターが間近に見えるニューヨークの路上で毎日絵を描いて暮らしていた。
  ジミー・ミリキタニがソーホーの街角で描くのは、猫。描き続ける猫に秘められた想いとは・・・。なぜニューヨークの路上で暮らすようになったのか。答えを解く鍵は絵にあった。親しくなると、ネコ以外の題材があることが分かる。日系人強制収容所、原爆、柿、花や動植物・・・。近所に住む映画監督のリンダがネコの絵に惹かれて話しかけたことで友情が芽生え、2人の人生は大きく変わっていく。

『ミリキタニの記憶』
 「ミリキタニの猫」以前のミリキタニを知る人の証言、写真、絵でつづられた、ミリキタニの「過去」をめぐる旅。東京にいる3人、広島の「親戚」、そしてニューヨークではミリキタニの晩年を良く知る存在にインタビュー。知られざるミリキタニの過去が明らかになる。日系人強制収容所で作られた作品の展覧会「尊厳の芸術展」でもミリキタニの絵が展示されていた。
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