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<スタッフ>
監督 : 豊田直巳・野田雅也
編集プロデューサー : 安岡卓治
編集 : 豊里 洋
整音・グレーティング : 川久保直貴
音楽 : 任炅娥(イムキョンア)
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音楽協力 :
大瀧 統丈
(株)オリホトーン・ミュージック エンターテイメント
(株) Together Music
編集協力 : 濱口文幸記念スタジオ
宣伝・配給 : Alternative Plan (明石 薫)
製作 : 映画「遺言」プロジェクト
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<ストーリー>
「遺言 ~原発さえなければ(全五章)」の公開から6年。 人類は放射能と共存できるのか? 二人のフォトジャーナリストが撮り続けたフクシマの終わることのできない物語。
飯舘村の元酪農家、 チェルノブイリへ旅にでる。
愛したふるさとは、もう戻らない
放射能に汚染され、すべての村人が避難した福島県飯舘村。震災から6年後、避難指示が解除されることになった。
仮設住宅で暮らす元酪農家の長谷川健一さんは、ふるさとに戻るのか、決断を迫られる。そこで原発事故から30年が過ぎたチェルノブイリへ旅に出る。目にしたものは、人の消えた町と森に還った廃屋。しかし長谷川さんは、立入禁止区域に暮らす「サマショール(ウクライナ語で〝自主帰還者〟の意)に出会う。それは未来の自分の姿…。
汚染された大地で「放射能との共存」を強いられる生活だが、それでもふるさと。100年後、200年後には子孫がこの地に戻るかも知れない。 その日のために今日も畑に蕎麦の種を撒く。「原発に負けないで 頑張ってください」。原発事故を苦に命を落とした酪農家仲間の『遺言』と、意志を受け継ぐ飯舘村のサマショールたちの第六章。
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<登場人物>
長谷川健一・花子 夫妻
元酪農家。仲むつまじい夫婦が映画「遺言」シリーズの主役。ふるさとに戻る意味を自分に問いかけながら大地に立ち、ふたり汗を流す。
今中哲二 さん
旧京都大学原子炉研究所、元助教。「300年経てば放射線の影響はないかな。被曝をどうするか、自分で判断できるようになってください」。
伊藤延由 さん
旧いいたてファーム元管理人。村で食物などの線量測定を続ける。「山の木や緑の中には全部セシウムが入っているってことなんです」。
佐藤忠義 さん
長谷川夫妻を支える相棒役。村に戻り農業を再開。「この事故ってやつは、地域も破壊、家族も破壊。集落全体が崩れてゆく」。
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