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<キャスト>
関野吉晴(探検家・武蔵野美術大学教授)
武蔵野美術大学学生・卒業生
ほか |
50年後も生きる若者と一緒に、自分の足で歩いて、
目で見て、耳で聞いて、様々な気づきを共有したい ――― 関野吉晴
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<スタッフ>
総合演出 : 江藤孝治
監督 : 江藤孝治、水本博之、木下美月、鈴木純一
プロデューサー : 木田沙都紀
アドバイザー : 山田和也
編集協力 : 斉藤淳一
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助監督 : 山田明子
音楽 : ミツキシ
アニメーション : ALIMO
製作 : 「僕らのカヌーができるまで」製作委員会
制作 : クリエイト21
助成 : 芸術文化振興基金
c)2009「僕らのカヌーができるまで」製作委員会 |
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関野吉晴とムサビ生たちの壮大なカヌーづくり! ルールは一つ。「自然から自分たちの手で」
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<解説>
関野吉晴とムサビ生たちの壮大なカヌーづくり!
ルールは一つ。「自然から自分たちの手で」アフリカから南米まで、人類拡散のルートを自らの腕力と脚力だけで逆行踏破し、数々の出会いと別れを繰り返しながら自身の目で世界の“今”を見つめてきた※探検家・関野吉晴。2009年4月からは日本人の祖先の足跡をたどる旅「新グレートジャーニー」最終章として、インドネシア〜沖縄の海洋ルート航海に挑んでいる。
「自然から直接採取した材料だけで、手作りのカヌーを作ろう」。ある日関野は自身が教鞭をとる武蔵野美術大学の教え子達にこう呼びかけた。壮大な計画に夢を重ねた若者達がそれぞれの想いを胸に集い、2008年5月、千葉県九十九里海岸でカヌー造りは第一歩を踏み出した。まずは120kgの砂鉄を集める。木を切り倒す鉄斧を作るため……。それは古代から伝わる素材、伝統技術を巡る果てしないものづくりの旅の幕開けだった。
鉄器、縄、保存食、そしてカヌー本体。航海に必要な4つの要素を作るべく、若者達が現代の日本とインドネシアを舞台に奔走する。僕らが手にしたものは何だろう、それと引き換えに失ってきたものとは。“つくる”ことを通して得られる幾多の気づきに、
現在、そして未来を模索する若者達の奮闘を描いたドキュメンタリー。
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<コメント>
大人になる時、大切なことはみんな子供の頃夢中で遊んだ砂場に埋めて来てしまった。
映画は砂場の記憶を蘇らせてくれた。掘り起こしてみるとそこには『一生懸命になれる何かを見つけて汗をかくこと、それが一番幸せだ』と記してあった。
---林家たい平(落語家)
人とモノの間に本来あったのに失われている美しい現象や音、大切なことの数々を惜しみなく見せ、気付かせてくれる作品だった。
---城戸真亜子(洋画家)
ここに描かれているのは旅に出るまでの準備の旅
そこには文化と歴史と英知があった
---KIKI(モデル) |
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