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日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日。 当時の吉田茂首相は「主権在民」「戦力の不保持と交戦権を放棄する平 和主義」「不可侵の基本的人権」を3大原則とする現行憲法を「世界に
比類 なき憲法である」と述べました。
それから66年、政治の舞台ではその憲法が争点として注目を集めていますが、私たちの普段の生活において、憲法が意識にのぼることはあま りないように思います。
私たちにとって憲法がどのような意味をもつのか? 憲法のことを考え、憲法について語る。
今年の憲法記念日にはそんな時間を過ごしてみませんか?
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『映画 日本国憲法』
記録映画/DVD・ビデオ/78分/2005年
戦後60年目を迎えた2005年、自衛隊のイラク派兵をきっかけに憲法についての踏み込んだ議論が始まりました。国内の余りに性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つめ直す、それがこの映画の出発点でした。憲法とは誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条をどう考えるのか。憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちの語った貴重なインタビュー集です。
2005年キネマ旬報ベスト・テン「文化映画」部門 第1位
企画・製作 : 山上徹二郎
監督・編集 : ジャン・ユンカーマン
撮影 : 大津幸四郎
出演 : 日高六郎、C・ダグラス・ラミス、ジョン・ダワー、ベアテ・シロタ・ゴードン、チャルマーズ・ジョンソン、
ミシェール・キーロ、ジョゼーフ・サマーハ、申蕙秀、韓洪九、姜萬吉、ノーム・チョムスキー、班忠義
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『ベアテの贈りもの』
ドキュメンタリー/35mm→DVD上映/92分/2004年
日本国憲法の草案作成委員に唯一の女性として起用された、ベアテ・シロタ・ゴードンさん。彼女が書いた条文は基本的人権に関する第14条と男女平等に関する第24条の一部として現行憲法に残っています。幼少期を両親と共に日本で過ごし、戦前の女性の地位の低さを知っていた彼女は日本女性の幸せを願い、草案の作成にあたりました。ベアテさんが書いた条文を起点として、戦後の女性たちの歩みを描いたドキュメンタリー映画です。
企画・製作 : 映画『ベアテの贈りもの』製作委員会(赤松良子、岩田喜美枝、落合良)
製作 : イメージブレーン(新日本映画社)
監督・脚本 : 藤原智子
出演 : ベアテ・シロタ・ゴードン、野村晴一、原田冴子、池野ヒサ、中村玲子、前田薫、池田説子、富田玲子、
山口みつ子、山口美代子、田中園子、赤松良子、宇野淑子、石原一子、植本眞砂子、白藤栄子、
西村かつみ、正路怜子、井上輝子、緒方貞子 |
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<コメント>
日本が世界一強力ですばらしい武器を持っていることを
知っていますか。それは憲法第9条です。
『映画 日本国憲法』をみて下さい。
世界一の武器の秘密を教えてくれます。
吉永小百合(俳優)
戦争は人為。天災ではなく、止めることが出来るもの。
今こそ世界は「憲法9条」を必要としている。
「憲法9条」を世界中に輸出しよう!
中川敬/ソウル・フラワー・ユニオン(ミュージシャン) |
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