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<出演>
キム・コッビ 大畠奈菜子 北村昭博
しじみ 甘木ちか 阿部友保
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<スタッフ>
監督・脚本 ： 朝倉加葉子
プロデューサー ： 山口幸彦、中林千賀子、モリ・コウ
編集 ： 洲崎千恵子
音楽 ： 森野宣彦
撮影 ： 木津俊彦 |
製作 ： キングレコード
制作 ： ブースタープロジェクト
協力 ： ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
配給 ： ブラウニー
©2013 KINGRECORDS__ |
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＜イントロダクション＞
ジャパニーズホラー界に、これまでほとんど姿を現すことの無かった、本格スラッシャームービーが登場した。しかも、残酷描写が続く地獄絵巻を作り上げたのは、本作が長編デビューとなる新人女性監督、朝倉加葉子である。
アメリカの制作プロダクションが参加し、全編ロサンゼルスロケを敢行した本作。日韓米のアイデンティティが入り乱れる、鮮血の大惨事を描いた本作は、女性監督によって作られた映画史上、最も残酷な作品といっても過言ではないかもしれない。
親のお金にものをいわせ、遊ぶことしか頭に無い酒とドラッグに溺れる日本人留学生、そしてスラッシャームービーではおなじみ、田舎町で貧しい生活を送り、強盗や殺人を生業とするホワイトトラッシュの兄弟・・・そして勉強だけがとりえの韓国人留学生・・・そんな彼らが、ロサンゼルスの片田舎で出会うことで、情け無用の殺し合いが始まる・・・“国際化”が当たり前のように叫ばれる今日においても、いまだに国と国をめぐる争いや意見の相違がなくなることはないこの世界、国と国との間に生まれた意識の溝を、私たちは埋めることが出来ないのだろうか！？
同じ土地に滞在しながらも、埋まることのない溝に対して沸き立つ苛立ち。それはやがて異なる者への恐怖へと形を変え、極限の緊張感を生み出していく・・・
とんだ大惨事に巻き込まれることになった韓国人留学生アジュンを、『息も出来ない』での強烈な演技が印象的なキム・コッビが演じる。彼女にとっては本作が、ホラー映画初主演作品となる。血にまみれ、狂気に迫る迫真の演技は見逃せない。共演にはアメリカを拠点に俳優活動を行う、『ムカデ人間』で世界的な注目を集めた北村昭博、インディーズ映画には不可欠な存在となったしじみ、ホラー秘宝JAPAN4
代目イメージガールの大畠奈菜子らが名を連ねる。
ロサンゼルスの片田舎を舞台に生き残るのは誰なのか・・・日韓米のアイデンティティが入り乱れる、鮮血の大惨事が幕を開ける！！日本語・英語・韓国語が入り乱れる本作は、英語＆日本語の2
ヶ国語字幕入り上映！
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＜ストーリー＞
日本人留学生のグループに、田舎町へのキャンプに誘われた韓国人留学生のアジュン。
真面目なアジュンは、英語を話せず、酒やドラッグ、セックスや遊びにばかりに現を抜かしている日本人留学生らに強い苛立ちを感じていた。
時を同じくして、冷酷な殺人と強盗を生業とするホワイトトラッシュの兄弟が、斧を片手にアジュンたちが過ごすコテージへと歩を進めていた・・・
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<監督コメント>
わくわくして、偉そうじゃ無くて、ちょっとまともじゃないところがある。そんな映画を作りたい、と思っていました。2010 年。私は助監督をして、自主映画を何本か作って、初めて短いTV ドラマの監督をやらせてもらったところでした。
山口プロデューサーと「こういう映画面白いですよね、こういう映画があったらいいですよね」と話した空想から生まれたこの映画は、2 年の間に決して予算は多くない中で面白さを選択していった結果、アメリカロケになり、世界的に活躍する韓国人女優キム・コッビさんに主演してもらうことになりました。そしてスタッフは私がずっと共に自主制作をやってきた人達から大ベテランの方々まで、皆で一緒になって毎日泣いたり笑ったり叫んだりしながら作っていきました。
これは日本ではあまり多く作られていないスラッシャーホラーです。スラッシャーとは、出てくる人が次々に殺人鬼に殺されてしまうホラーです。怖い予感にドキドキして、はっとするスペクタクルがある最高のジャンルです。殺される人たちはかわいそうだったり自業自得だったりですが、ぞんざいに殺されるその死に様は今までの彼らの人生で一番輝いているようにも見えます。その血飛沫の後ろで陽炎のように揺れる青春の様と、血飛沫を引き受けてそれをくぐり抜けた人間の晴れやかな顔は多くの方に楽しんでもらえるんじゃないかと思います。映画を二倍にも三倍にも膨らませる素晴らしい音楽とサウンドと共に、是非劇場で体感してみてください。 |
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<プロフィール>
キム・コッビ
1985 年生まれ。小学生のころから舞台に立ち、子役として多数の映画でキャリアを育む。1997 年、フランスのImageAigue Theater に加わり、演劇活動を行った。日本でもミニシアター作品としてヒットした『息も出来ない』（08）で大鐘賞新人女優賞、青龍映画賞新人女優賞はじめ数々の女優賞を獲得。昨年度は主演作『マジック＆ロス』も公開されている。
北村昭博
1979 年、高知県高知市生まれ。高校卒業後にアメリカに渡り、演劇と映画監督を学ぶ。ロサンゼルス・シティ・カレッジ映画学科在学中、監督・脚本・主演の3
役をこなした『PORNO』(04)でデビュー。監督2 作目の『LA マザーファッカーズ』(06)でLA インディーズ・アワードの最優秀新人賞を受賞した。その後もハリウッドを拠点に活動し、『ムカデ人間』(10)、テレビドラマ「HEROES
ファイナルシーズン」にもゲスト出演するなど、ハリウッドで活躍する数少ない日本人俳優の1 人である。『SR サイタマノラッパーロードサイドの逃亡者』(12)やフジテレビの大型時代劇「女信長」への出演など、日本にも活動の場を広げている。
監督・脚本 朝倉加葉子
1977 年生、東京造形大学卒業後、T V 番組のAD を経て映画美学校に入学する。2010 年自主制作した短編『きみをよんでるよ』が東京、名古屋、大阪で劇場公開。同年TV
ドラマ『怪談新耳袋百物語』（2010 年DVD 発売）の一編『空き家』で商業デビュー。他に2010 年YouTube ビデオ『風呂上がりの女』（高橋洋監督『恐怖』バイラルムービー）、2013年短編『HIDE
and SEEK』等。本作は長編デビュー作となる。 |
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