「観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88」
出版記念特集上映


公式サイト


 <上映時間に関するお詫び>
4/14日19:30「全身小説家」の上映時間が137分と掲載されておりましたが、正しくは157分の誤りです。深くお詫び申し上げます。

各界のクリエイターが語る極私的作品論「観ずに死ねるか! 傑作ドキュメンタリー88」発売を記念して、厳選された16作品をポレポレ東中野で上映!豪華ゲストをお迎えしてのスペシャルトークも毎日開催!

企画 : 鉄人社
企画協力 : ポレポレ東中野
観ずに死ねるかこの16本! 作品紹介 & 上映スケジュール
4.13(土) 20:00~ 

この映画がキッカケで「モテキ」は誕生した

『童貞。をプロデュース』
2007/日本/85分/カラー/DV

ⓒTip Top / SPOTTED PRODUCTIONS

監督 : 松江哲明
作品提供 : SPOTTED PRODUCTIONS

童貞街道をひた走る青年2人の面白くてやがて哀しき青春の日々。TVドラマ&映画化された大ヒット漫画「モテキ」が誕生するキッカケにもなった作品。

☆上映後トーク  松江哲明 (映画監督) × 久保ミツロウ(漫画家)



4.14(日) 19:30〜

「井上光晴」という名の、虚言癖の幽霊

『全身小説家』
1994/日本/157分/カラー/35ミリフィルム

ⓒ疾走プロダクション

監督 : 原一男 
作品提供 : 疾走プロダクション

小説家・井上光晴の晩年5年を追いかけながら、井上の嘘にまみれた人生を赤裸々にした衝撃作。94年キネマ旬報ベストテン日本映画第1位。

☆上映後トーク  原一男(映画監督) × 中村うさぎ(作家)



4.15(月) 19:30〜

元東京12chディレクター田原総一朗の傑作2本

『バリケードの中のジャズ~ゲバ学生対猛烈ピアニスト~』
1969/日本/25分/白黒/HD

ディレクター : 田原総一朗 
作品提供 : (株)テレビ東京
田原総一朗が東京12チャンネル(現テレビ東京)のディレクターだった時代、「ドキュメンタリー青春」シリーズで手がけた1本。1969年、バリケード中の早稲田大学で、黒ヘルの過激派が大隈講堂から対立組織の拠点に運び出したピアノを、当時新進気鋭のジャズピアニストだった山下洋輔が必死に演奏する姿を描く。

『オレはガンじゃない!~片腕の俳優高橋英二の一年半~』
1970/日本/白黒/25分/HD
ディレクター : 田原総一朗
作品提供 : (株)テレビ東京
片腕をガンに冒された役者・高橋英二が手術で片腕を切り落とす前日から息絶えるまでの1年半を、“本人の語り”で構成した超異色ドキュメンタリー。こんな衝撃的な番組がよくテレビでオンエアできたものだ!
ⓒテレビ東京

☆上映後トーク  田原総一朗(ジャーナリスト) × 原一男(映画監督)  × 五箇公貴(TV東京プロデューサー)



4.16(火) 20:00〜

現代建築界の巨人が辿った数奇な半生

『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』
2003/アメリカ/カラー/116分/35ミリフィルム

ⓒ2003 The Louis Kahn Project,inc.

監督 : ナサニエル・カーン 
作品提供 : CCC(株)

現代建築界の巨匠ルイス・カーンの数奇な人生と、その死の真相に、映画監督となった息子が迫る感動作。カーンが残した数々の名建築物も必見!

☆上映後トーク   :鈴木了二(建築家) × 黒沢清(映画監督) *ゲストが変更しました。



4.17(水) 20:00〜

死ぬ代わりに彼女は自分を撮った

『アヒルの子』
2005/日本/92分/カラー/DV

監督 : 小野さやか 
作品提供 : ノンデライコ

5才で両親から幸福会ヤマギシ会に“捨てられた”監督自身が、家族一人ひとりに対峙し、積年の怒りと恨みを爆発させるセルフドキュメンタリー。

☆上映後トーク  小野さやか(ドキュメンタリー映画作家) × 内田春菊(漫画家)



4.18(木) 20:00〜

僕たちはあの事件から何も学べていない

『A』
1998/日本/135分/カラー/DV

ⓒ「A」製作委員会

監督 : 森達也 
作品提供 : (有)安岡フィルムズ

地下鉄サリン事件などで日本中を震撼させたオウム真理教に密着、教団や信徒を糾弾するマスコミや現代社会にメスを入れた衝撃作。

☆上映後トーク  森達也(ドキュメンタリー映画監督・作家) × 上祐史浩(ひかりの輪代表)



4.19(金) 20:00〜

知られざる戸塚ヨットスクールの“今”

『平成ジレンマ』
2010/日本/98分/カラー/ HD

ⓒ東海テレビ放送

監督 : 齊藤潤一 
作品提供 : 東海テレビ

1980年前後、訓練生の死亡や行方不明事件で世間を騒然とさせた戸塚ヨットスクールの“今”を追い、教育の在り方、社会が抱えるジレンマを浮き彫りにしていく。

☆上映後トーク  戸塚宏(戸塚ヨットスクール校長) × 吉田豪(プロインタビュアー)



4.20(土) 20:00〜

日本人よ、これが本当のアメリカだ!

『ジーザス・キャンプ~アメリカを動かすキリスト教原理主義~』
2006 /アメリカ/87分/カラー/HD

ⓒ2006 A&E Television Networks. All Rights Reserved.

監督 : ハイディ・ユーイング 
作品提供 : 「未公開映画」実行委員会

アメリカのキリスト教原理主義の実態を露わにした衝撃の1本。ニューヨークやロスしか知らない日本人よ、これが本当のアメリカだ!

☆上映後トーク  松崎まこと(放送作家) × 松﨑健夫(映画文筆家)



4.21(日) 20:00〜

Mr.ドキュメンタリスト・木村栄文、珠玉の2本

『苦海浄土』
1970/日本/49分/カラー/DV

ⓒRKB毎日放送

ディレクター : 木村栄文 
作品提供 : RKB毎日放送

1970~80年代、RKB毎日放送のディレクターとして数々の独創的なドキュメンタリーを制作した木村栄文の傑作。石牟礼道子の同名小説を原作に、不知火海の漁業で生きてきた人々の懸命な生き様を描く。北林谷栄ふんする琵琶瞽女が町を彷徨い、水俣病患者や遺族に寄り添うという演出が実に感動的。

『あいラブ優ちゃん』
1976/日本/48分/カラー/DV

ⓒRKB毎日放送

ディレクター : 木村栄文 
作品提供 : RKB毎日放送
先天的な障がいを持つ木村栄文の長女・優ちゃんの日常を、自らのナレーションで愛情たっぷりに綴る伝説的なセルフドキュメンタリー。第14回ギャラクシー賞大賞受賞。

☆上映後トーク  吉岡忍(ノンフィクション作家) ×  原一男(映画監督)



4.22(月) 19:30〜

ベトナム戦争終結にとどめを刺した最高傑作
『ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実』
1974/アメリカ/110分/カラー/DV

ⓒRAINBOW PICTURES CORP. ALL RIGHTS RESERVED.

監督 : ピーター・デイヴィス 
作品提供 : エデン、(株)キングレコード

まだベトナムで戦いが続けられているさなかに作られた戦争ドキュメンタリーの傑作中の傑作。第47 回アカデミー賞 最優秀長編ドキュメンタリー映画賞受賞。

☆上映後トーク  川本三郎(評論家) × 江戸木純(映画評論家プロデューサー)



4.23(火) 20:00〜

バンクシーが描くアート界の真実

『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
2010/アメリカ/90分/カラー/ HD

ⓒ2010 Paranoid Pictures Film Company All Rights Reserved.

監督 : バンクシー 
作品提供 : パルコ

ロンドンを中心に活動する路上アーティスト・バンクシーが、ユーモアたっぷりにアート業界の暗部を映し出す。予想もつかない展開に唖然呆然!

☆上映後トーク  Chim↑Pom(アーティスト集団) × 松江哲明(映画監督)



4.24(水) 20:00〜

「かぞくのくに」の原点がここにある

『ディア・ピョンヤン』
2006/日本・韓国/108分/カラー/35ミリフィルム

©yonghi yang

監督 : ヤン・ヨンヒ 
作品提供 : スターサンズ

「かぞくのくに」で2012年の映画賞を総ナメにしたヤン・ヨンヒ監督のデビュー作。朝鮮総連の活動に人生を捧げた両親、北朝鮮に帰国した3人の兄たちを記録。

☆上映後トーク  ヤン・ヨンヒ(映画監督) × 松江哲明(映画監督)



4.25(木) 20:00〜

21世紀の「冒険者たち」よ

『マン・オン・ワイヤー』
2008/イギリス/95分/カラー/35ミリフィルム

ⓒ2008 Jean-Louis Blondeau / Polaris Images

監督 : ジェームズ・マーシュ 
作品提供 : エスパース・サロウ

1974年、今は無きWTCのツインタワー間での綱渡りを達成した大道芸人、フィリップ・プティの挑戦を描いた第81回アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞受賞。

☆上映後トーク  高橋栄樹(「DOCUMENTARY of AKB48」シリーズ監督) × 松江哲明(映画監督)



4.26(金) 20:00〜

日系アメリカ人路上画家の失われた60年

『ミリキタニの猫』
2006/アメリカ/74分/カラー/HD

ⓒ2006,LUCID DREAMING INC,ALLRIGHTS RESERVED

監督 : リンダ・ハッテンドーフ 
作品提供 : Lucid Dreaming, Inc.

ニューヨークの路上で暮らす日系人ホームレス画家、ジミー・ツトム・ミリキタニの流転の半生と、彼にカメラを向けた女性監督との交流を描く。

☆上映後トーク  松井計(「ホームレス作家」著者) × 三留まゆみ(映画イラストライター)


 
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