『少女と夏の終わり』

騒々しい夏の日々、人知れず少女は大人になる
2012年/日本/カラー/HD/92分

公式サイト

<出演>
菅原瑞貴   上村愛

直原薫  亀島聡介  潟山セイキ  大島葉子  倉地純平  佐藤敏雄  
森谷勇太  友谷五郎  加治木均  中野のり子  山下ポニー        他
<スタッフ>
監督・脚本・編集 : 石山友美

撮影・脚本・編集 : 佛願広樹

企画協力・録音 : 桑尾賢哉
照明 : 草彅秀興
助監督 : 桝谷滋威
<イントロダクション>
山村に暮らす二人の少女の心と身体の成長を、周囲の大人たちの悲喜こもごもと、伝説が宿る豊かな山の変化などと共に、ユーモアを交えて描いた群像エンターテインメント。雑然とした社会の中、ふとした出会いが思春期の子供の想像力を刺激し、大人よりも大きな視点で世界を見つめる瞬間の訪れを、丹念に描いた。監督は本作がデビュー作となる石山友美。総勢50名を越える役者達が集結し、独創的なアンサンブルを奏でる。第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で上映され話題となった。 




<ストーリー>
中学生の瑞樹は身体の成長に心がついてゆかず言葉にならない不安を抱えている。そんな瑞樹の悩みに対し親友の薫は気丈に振る舞うが、夏休み以降、それまで自分に向けられていたはずの同級生の視線が、瑞樹に向かっていることに気づく。そして薫は瑞樹に恋心を寄せる浩にある嘘をつくのだった。一方、村では山の木が枯れたり温泉ランド建設を巡る村長選挙が近づいたりと皆忙しい。加えて森林の調査のため東京から研究者(日高)までやってくる。村人達の騒々しい噂話に薫の嘘が絡まっていったとき、事態は思いもよらない方向へ向かってゆく。そして、迎えた村長選挙当日… 少女たちが下した決断とは?
<監督プロフィール〉
石山友美
東京都出身。日本女子大学家政学部住居学科修了。ニューヨーク市立大学大学院都市デザイン学科修士課程修了。在米中にジョアン・コプチェックの「都市と映画」をテーマにした講義を受けたことをきっかけに映画制作に興味を持つようになり、帰国後は沖島勲監督に師事。沖島勲監督作『怒る西行』(09)に出演。本作が長編映画第1作。

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