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福島映像祭2014 開催にあたって
安倍総理大臣は昨年9月、IOC総会でオリンピック誘致の演説を行なった際、「アンダーコントロール」という言葉を使い「フクシマ」が「安全」であることを強調した。第1回目の「福島映像祭」の直前だった。
あれから1年―。相変わらずの汚染水漏れや凍結作戦の失敗、「最後は金目でしょ」発言や瓦礫撤去による新たな汚染など、到底「アンダーコントロール」とは思えない出来事ばかりが続く。
その一方で、人々の暮らしに関する情報に接する機会は激減している。
テレビで毎日流れる放射線情報、
街のいたるところに設置されたモニタリングポスト。
住居の片隅にひっそりと盛り上がるビニールシートの山。
田畑に無数に広がる黒いフレコンバッグ。
この3年で、福島の風景は日々、変遷してきた。
「風化」が急速に進む中で、今、福島で何が起きているのか、人々は何を感じ、現実とどう向き合っているのか―。「福島映像祭」は、多様な映像を通して福島第一原発事故以降の福島の姿を映し出すことを狙いとして昨年からスタートした。映画からテレビ番組、一般市民による生活の記録まで、福島にまつわるあらゆる「映像」を集め、多角的な視点から福島の「今」を人々と共有する映像祭である。
今年は【映画部門】【テレビ部門】【市民部門】の上映作品を公募で広く募り、様々な切り口の作品の参加を呼びかけた。映画、テレビは全て劇場初公開となる12作品。農業や生きもの、家族、自主避難や保養、そして中間貯蔵施設―。福島の抱える多面的な現実を、異なるテーマの作品から見つめ、たくさんの物語を紡いでいきたい。そんな思いから、今年の上映作品を選定した。
原発事故に対する関心が急速に低下する中で、少しでも多くの方が日々変わりゆく福島のいまを共有し、思いを馳せる機会となることを願っている。 |
主催 : OurPlanet-TV
共催 : ポレポレ東中野
助成 : 公益信託オラクル有志の会ボランティア基金
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<映画作品> 会場 ポレポレ東中野
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『福島 生きものの記録 シリーズ2 ~異変~』
(2014年/85分/日本/Blu-ray)
撮影/前田憲男
監督 : 岩崎雅典 撮影 : 明石太郎 録音 : 吉田茂一 作品提供 : 群像舎
前回の<福島映像祭2013>でも上映し、その後の劇場公開でも話題になった作品のシリーズ第二弾。福島第一原発事故後、継続して福島県内の動物たちの観察を続ける撮影クルー。前回でも異変が出つつあったツバメ、牛。新しい異変ではタンポポ。異変はないものの継続して取材を続ける猿、カエル。そして本作では淡水魚や蝶などの調査結果も出てくる。人間以外の生物へ目を向け、その取材を継続することで、異変が出るのか、はたまた異変はないのか…生きものとしての人間を意識させる未来のための作品。
上映日:9/20(土)17:00★、9/24(水)16:50★、9/25(木)12:30★
『南相馬市原町区 ぼくの町の住人』
(2013年/60分/日本/Blu-ray)
監督・撮影・編集・作品提供 : 岡達也
若干24歳の監督が故郷である福島県南相馬市原町区の人々を描いたドキュメンタリー。除染された幼稚園では保育士たちが避難で転園していった子を想い、家族が避難した市議会議員は町のために活動を続ける。飯館村に暮らしていた老夫婦は、福島第一原発から飯館より近い位置にある南相馬市原町区に避難してくる。放射線の汚染という問題を、決して声高ではない住民たちの視線から瑞々しく描き出した作品。
※テレビ作品「僕と親父の農業」との二本立て上映
上映日:9/22(月)12:30★、9/23(火祝)16:50★、9/26(金)17:00
『物置のピアノ』
(2014年/115分/日本/Blu-ray)
(c) 2014「物置のピアノ」製作委員会
監督 : 似内千晶 原作 : 原みさほ 脚本 : 齋藤三保 撮影 : 岡雅一
音楽 : 丸山朋文 主題歌 : 「Little Melody」kainatsu
出演 : 芳根京子、小篠恵奈、渡辺貴裕、西野実見、平田満、赤間麻里子、神田香織、
佐野史郎、長谷川初範、織本順吉
作品提供 : シネマネストJAPAN
福島県中通り、桑折町。高校三年生の春香は桃農家のおじいちゃんの畑を通って登校している。学校では友人と進路の話。ピアノを担当しているブラスバンド部では、浪江町から避難・転校してきた康祐がトランペットに加入する。上京していた姉の帰郷によって、春香の心に変化が訪れる。進路を決める期限も、演奏会も、まもなく迫っている。震災前から計画されていた桑折町での映画製作プロジェクトによって2014年に完成した劇映画。美しい音世界と抜けるような映像美はまるでジブリ映画を観ているような心地よさ。
上映日:9/20(土)12:30★、9/22(月)14:40★
『Gambarô (Courage!)』
(2014年/50分/フランス/Blu-ray)
監督 : アラン・ソーリエール、ティエリ・リボー 協力 : 浅沼=ブリス・セシル
製作 : Ateliers du passeur、CNRS image 撮影・録音 : アラン・ソーリエール
編集 : イヴ・アレクサンドル 音楽 : 大友良英
”ドキュメンタリー『Gambarô (Courage!)』の中の人々は、自分を被害者ととらえるのではなく、熟慮を重ねた末の自分の姿勢を示してくれた。福島を去る事を決めた人、残ることを決めた人、いずれも自分の中の力をさらに凝集し、昇華していく道のりを歩んでいる。これは大震災後に見られた、反骨精神や反発力とはまた全く別のものだ。彼らは原子力事故の生き残りである。”(制作者のメッセージより)
※『3 PORTRAITS and JUNE NIGHT』との二本立て上映
上映日:9/21(日)12:30、9/22(月)17:00、9/24(水)14:40
『3 PORTRAITS and JUNE NIGHT』
(2013年/44分/日本/Blu-ray)
(c) BLUELICHENES.JP
監督 : 池田泰教 録音・サウンドデザイン:ウエヤマトモコ 撮影助手 : 本間無量、中山雄星 音楽 : 福島諭
出演 : 成井恒雄、若杉集、吉沢仁、成井ふみ、高田英明、福島諭
作品提供 : BLUELICHENES
昨年の<福島映像祭2013>で上映された『BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW』にも参加していた福島県郡山市出身の映像作家・池田泰教による新作。2009年に撮影された第一部は陶芸の町・栃木県益子町で暮らす三人の男性のポートレイトから始まる。陶芸、土づくり…土と付き合い続けてきた職人たちには、自然と共生しているという死生観がある。陶芸家は「土がないと生きてないよ」と笑う。第二部では東日本大震災以降の生活の中での出来事が再現される。割れた陶器を拾う手、ラジオから流れる再稼働のニュース、死んだ陶芸家の法事。
※『Gambarô (Courage!)』との二本立て上映
上映日:9/21(日)12:30★、9/22(月)17:00、9/24(水)14:40
『無知の知』
(2014年/107分(予定)/日本/Blu-ray)
監督・編集 : 石田朝也 ゼネラルプロデューサー : 大塚馨 撮影 : 松崎高久 録音 : 小松一之
ラインプロデューサー : 米倉宏一 音響設計 : 芹川賢
出演 : 枝野幸男、福山哲郎、菅直人、下村健一、班目春樹、澤田哲生、細川護煕、藤家洋一 他
作品提供 : アルゴ・ピクチャーズ
2011年福島第一原発事故。あのとき原発はどうなっていたの?その後避難せざるを得なかった人々はどう暮らしていて、原発ってこれからどうなるの?疑問に感じた監督が、福島の市井の方々から、元総理大臣や原子力推進の専門家まで、インタビューの旅に出た。それぞれの立場から語られる未来の設計図。「何しに来た!」と怒られても、「不勉強な!」と呆れられても歩みを止めない。怖いものしらずの“無知”な男はどんな答えを見つけていくのか。本年秋公開作品のプレミア上映。
上映日:9/23(火祝)12:30★
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<テレビ作品> 会場:ポレポレ東中野 |
『“自主避難”~原発事故から3年・家族の苦悩』
(毎日放送/50分)
C)MBS
福島第一原発の事故の発生から3年。復興のかけ声のもと、いまだに4万8千人が福島県外で避難生活を送っている。なかでも避難対象区域以外から避難した人たちは「自主避難」と呼ばれ、賠償や補償の面で大きな差がつけられている。子供たちの無用な被曝を避けたいという思いで県外に自主避難した人々だが、「神経質すぎる」「お金があるから逃げられる」などと非難の対象にされることも少なくない。放射線の線量計があちこちに設置された「異常な状況」が「日常」になりつつある福島の現状と、そのことに違和感を覚え、声を上げ始めたふたつの家族を追い、原発事故の先の見えない影響と心の傷を追う。第51回ギャラクシー賞奨励賞受賞。
制作 : 毎日放送 ディレクター : 津村 健夫 プロデューサー : 大牟田 聡
初回放送日 : 2014年3月16日
※「迷走する中間貯蔵施設」との二本立て上映
上映日 : 9/20(土)15:10、9/21(日)17:00★、9/25(木)14:40
『汚された村から~福島 チェルノブイリ~』
(名古屋テレビ/67分)
C)名古屋テレビ
福島県飯舘村とチェルノブイリ事故の汚染地域が取材地。政府はメルトダウンの事実やモニタリング情報を速やかに公表せず、村への避難指示も遅れた。母親は子どもの健康被害を心配し涙を流す。チェルノブイリ原発の汚染地域では、今なお子どもの健康状態が悪化。放射線医学研究所のステパノバ医師は子どもたちの内部被曝量と血球数の関係を調べ、事故の影響が今の子どもたちにも及んでいることを証明した。原発事故がもたらすのは健康被害だけではない。ふるさとの日常が奪われる心の傷は深い。
制作 : 名古屋テレビ放送 ディレクター : 安藤 則子 プロデューサー : 小崎 千恵
初回放送日 : 2014年5月27日
協力 : 福島放送
上映日 : 9/21(日)15:00★
『100人の母たち』
(RKB毎日放送/47分)
C)RKB毎日放送
福岡市(当時、現在福岡県糸島市在住)に住むフォトグラファー亀山ののこさん(36(当時))。震災後、双子の息子たちへの福島原発事故の影響を恐れて東京から移住してきた彼女は、反原発の思いをこめて母と子の写真を撮り続けてきた。被写体となったのは、彼女と同じく住み慣れた土地を離れた母、彼女たちを受け入れ支援する福岡の母、そして、迷いながらも福島に、関東に住み続ける母たちだ。彼女たちに共通する思いは「子どもを守りたい」。それらの写真は震災翌年、写真集「100人の母たち」にまとめられた。亀山さんを始め、震災に人生を変えられながらも、わが子の将来を思い、声を上げ、懸命に生き方を模索する母たちの姿を追った。
制作 : RKB毎日放送 ディレクター : 里山 千恵美 プロデューサー : 神戸 金史
初回放送日 : 2013年3月31日
※「ようこそ球美の里へ」との二本立て上映
上映日 : 9/23(火祝)15:10、9/24(水)12:30、9/25(木)16:50
『ようこそ球美の里へ ~原発事故から3年 福島と沖縄~』
(琉球放送/25分)
C)琉球放送
沖縄県久米島、山の木々に囲まれた「沖縄・球美の里」。福島第一原発の事故で被災した児童や親たちが、10日間前後を過ごす場所だ。目的は“保養”。放射能を気にすることのない環境で、思う存分遊び、ストレスからの解放や免疫力の向上を目指す。2012年7月のオープン以来、受け入れてきた親子は約900人。寄付や募金が運営を支える。立ち上げたのは、フォトジャーナリストの広河隆一さん(70)。事故直後から、募金を集め、福島の市民団体に放射能測定器などを提供してきた。事故から3年。遠く南の島で続く“保養”の取り組みと、福島に向き合い支え続ける広河さんの姿を追う。
制作 : 琉球放送 ディレクター : 野沢 周平 プロデューサー : 大盛 伸二
初回放送日 : 2014年3月9日
※「100人の母たち」との二本立て上映
上映日 : 9/23(火祝)15:10、9/24(水)12:30、9/25(木)16:50
『迷走する中間貯蔵施設』
(福島放送/25分)
(C)KFB
国が双葉町、大熊町、楢葉町に示した中間貯蔵施設。3町の中で楢葉町の松本町長だけが受け入れ反対を表明。しかしそれは表向きで、今は「近隣のいわき市や広野町の除染廃棄物の受け入れも検討」と態度が変化した。「国の責任で建設する」と公言した中間貯蔵施設。国はどのような手順で住民合意から計画を進めるのか、または反対で宙に浮くのか?楢葉町のケースを中心に問題を追う。
制作 : 福島放送 ディレクター : 鎌田 侑樹 プロデューサー : 高橋 良明
初回放送日 : 2014年1月27日
※「“自主避難”~原発事故から3年・家族の苦悩」との二本立て上映
上映日 : 9/20(土)15:10、9/21(日)17:00、9/25(木)14:40
『僕と親父の農業』
(福島放送/25分)
(C)KFB
福島第一原子力発電所から65キロに位置する福島県石川町。桃、梨、りんごを栽培する大野農園がある。大野農園の大野栄峰さんは、昨年父の跡を継ぎ、果樹農家になることを決断した。きっかけは、原発事故の風評被害。売上げは震災前の3分の1になった。今、自分にできることは何か。栄峰さんは東京でのモデル生活をやめて福島に帰って来た。
農作業の傍ら、ジュースやジャムの加工品や、果樹園での花見などに奔走。父とぶつかりながらも、新しい農業のカタチを模索する栄峰さん。その挑戦を通して福島の3年目の農業を描く。
制作 : 福島放送 ディレクター : 笠置 わか菜 プロデューサー : 高橋 良明
初回放送日 : 2013年11月18日
※映画作品『南相馬市原町区 ぼくの町の住人』との二本立て上映
上映日 : 9/22(月)12:30、9/23(火祝)16:50、9/26(金)17:00
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<特別上映> 会場:ポレポレ東中野 |
『東電テレビ会議 49時間の記録』
(OurPlanet-TV/206分)
写真提供 東京電力株式会社
1号機が爆発、3号機の原子炉水位も低くなり、刻々と近づくメルトダウン。本店の調達が後手に周り、バッテリー、ガソリン、水、食糧が不足する現場。打つ手打つ手が、ことごとく失敗する中、2号機、4号機にも危機が迫る様子。そして、ついに、作業員退避の検討がはじまる―。2011年3月12日から15日までの3日間、福島第一原発で何が起きていたのか。東京電力が一般向けにインターネット公開した映像をもとにまとめた報道ドキュメント。
★事故当時、中央制御室で事故対応にあたっていた2号機元運転員・井戸川隆太さんをゲストに特別トーク付上映!
製作 : OurPlanet-TV 映像提供 : 東京電力 編集協力 : 木村英昭(朝日新聞)
上映日 : 9/26(金)12:30★
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<イベント> 会場:Space&Cafe ポレポレ坐
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●9月20日(土)19:00~21:00
オープニングイベント・特別上映&トーク「ふくしまで、生きる」
東日本大震災・原発事故から丸3年を前に、福島中央テレビが放送した震災特別番組『ふくしまで、生きる~震災・原発事故から3年~』(2014年3月9日放送)を部分上映。この3年間の福島の歩みを地元メディアによる映像とともに振り返りながら、変化と現状および課題、そして、いま、福島で生きることを見つめる。番組全編の台本を収録した資料付。
ゲスト : 佐藤 崇(福島中央テレビ報道制作局長)
聞き手 : 高木 祥衣(OurPlanetTV)
協力 : 放送レポート(メディア総合研究所)
●9月21日(日)13:00~15:30
トークセッション「風化する原発事故~テレビの限界と挑戦~」
震災から3年半が経ち、原発事故や福島に関わるテレビ番組が全国的に激減している。そんな中で、自主避難や中間貯蔵施設、被ばくの影響などをテーマにした番組を手がけるテレビ部門の上映作品関係者をお招きし、テレビメディアが福島とどう向き合ってきたのかを議論する。原発事故の「風化」が進む中、テレビの限界と挑戦を考えるトークセッション。
ゲスト : 安藤 則子(名古屋テレビ報道局・ディレクター)
津村 健夫(毎日放送報道局番組センター・ディレクター)
佐藤 崇(福島中央テレビ報道制作局長)ほか
ファシリテーター : 小田桐 誠(ジャーナリスト)
白石 草(OurPlanet-TV)
●9月22日(月)19:00~21:30
シンポジウム 「なぜ被ばくは語れないのか~放射能とメディア」
放射能汚染、被ばく、健康被害―。原発事故から3年が経ち、被災地の復興が優先される中、「風評被害」との名の下、こうした言葉はタブー視され、被害者が孤立化している。原爆症、水俣病、薬害などの歴史を辿ると、被害者は常に似たような状況に追い込まれてきた。その背景には、必ず「差別」をめぐる問題が潜む。被害者に沈黙を強いる政治的社会的な圧力が強まる中、メディアはこの問題にどう向き合うべきかを議論する。
ゲスト : 七沢 潔(NHK放送文化研究所)
荒木田 岳(福島大学)
牛島 佳代(福岡大学)
*ファシリテーター : 白石 草(OurPlanet-TV)
●9月23日(火・祝)15:30~18:00
市民部門上映&トーク「わたしが伝える福島」
市民部門に寄せられたビデオの中から数本をセレクトし上映。製作者をゲストにむかえ、作品に込めた想い、福島を撮ることについて聞く。コメンテーターに映画部門上映作品「南相馬市原町区 ぼくの町の住人」の岡達也監督を迎え、映画監督の早川由美子さんをファシリテーターに、原発事故以降変わってしまった暮らしを「わたし」が伝えることについて、対話の場を目指す。
ゲスト : 市民部門応募者から数名
コメンテーター : 岡 達也(『南相馬市原町区 ぼくの町の住人』監督)
ファシリテーター : 早川 由美子(映画監督『ブライアンと仲間たち』、『さようならUR』)
●9月26日(金)19:00~21:30
クロージングイベント・上映&トーク「子どもたちの3年」
震災以降、OurPlanet-TVでは子どもたちの暮らしを守るために必要な情報を積極的に配信してきた。その中から、伊達市・富野小学校と南相馬市・小高中学校を取り上げたリポートを上映。困難な環境の中でも、懸命に生きる福島の子どもたちの姿を通して、子どもたちの置かれている現状、そして未来について考える。
<上映作品>
『「移動教室」で教育を変える!~伊達市の挑戦』 (OurPlanet-TV製作/2012年/18分)
長袖、マスク姿、外で遊べない子どもたち―。放射線量の低い地域に教育の場を一時的に移す、福島県伊達市・富野小学校の「移動教室」に同行した。
『青の絆・仮設校舎での卒業式』 (OurPlanet-TV製作/2014年/30分)
震災から3年半が経った今も、仮設校舎で授業を行なう南相馬市・小高中学校。子どもたちの6割は仮設住宅で暮らす。震災の年に入学した子どもたちの、卒業までの姿を追った。
トーク : 白石 草(OurPlanet-TV)ほか
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★映画館内で上映後にトークイベントも開催!詳細はトップページをご覧ください。
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