『みんな生きている 飼い主のいない猫と暮らして』

家族のように大切にされる飼い猫と、人知れず生まれ、人知れず死んでいく野良猫。
同じ猫なのに、なんでなの?
2014年/91分/HDV/カラー/ステレオ/ドキュメンタリー/16:9

公式サイト

<スタッフ>
企画・製作・監督・撮影・編集 : 泉悦子

音楽 : カラーコードミュージック 金子文郎
録音 : スタジオ キャット 竹山公一郎

アニメ・イラスト・ホームページ : 「フシギナ」野田美波子 藤田美和 比楽健太
PC技術 : 柴田剛史

ドイツコーディネーター・ドイツ語通訳・インタビュー翻訳 : 松山文子
アメリカコーディネーター・英語通訳・インタビュー翻訳 : クロキナツミ

デスク・資料収集 : 中西秋香
資料翻訳 : 墨田剛 墨田由梨
字幕 : 吉田美奈子
撮影機材協力 : 秋葉撮影考房

題字 : 錦桜

ナレーション 泉 悦子

企画・製作・配給 (有)テス企画
<ストーリー>

環境省は、全国で増加する野良猫問題に関して、国として地域猫活動に対する支援を決定しました。これを受けて、自治体は野良猫を放置せず環境・地域問題として取組み、人も動物も住みやすい町づくりをめざし、ボランティアと協力して各地で地域猫セミナーを開催しています。
このような時代背景にぴったりの映画が誕生しました。

野良猫はどこからきたのでしょうか。
実は、飼い主に捨てられたか、不妊・去勢手術をしないまま家と外を行き来していた猫と、その子どもたち。人が見捨てた猫たちなのです。

9年前、娘が拾ってきた子猫のエビ。以来、庭に来た野良猫を保護して現在4匹と暮らす「私」が、自分の飼い猫の成長映像をベースに、ビデオカメラを手に、野良猫にかかわる行政、ボランティアグループ、獣医師を取材…そして、日本と同じ行政が犬猫殺処分を行っているアメリカのオレゴン州ポートランドの公立シェルターやTNR拠点病院、殺処分を禁止しているドイツのティアハイムベルリンや民間シェルターの野良猫対策を取材。自分たちも何か出来ると勇気をくれるハートウォーミングなドキュメンタリー映画です。
猫が好きな人、嫌いな人、猫が増えすぎて困っている地域の人、地域猫を知りたい人、猫ボランティアってなにするのか知りたい人、などなど野良猫の基礎知識満載。




<プロフィール>

泉悦子(監督)
東京都出身 早稲田大学第一文学部演劇専修卒。
(株)記録映画社入社、ドキュメンタリー映画の演出を経て独立。シナリオ作家協会の研究所で劇映画脚本を学ぶ。
以後100本以上の官公庁、企業のPR映画/ビデオの脚本、演出を手がける。1998年、企業の映画基金でニューヨーク大学映画学科に短期留学。2001年より自主製作を開始。2作目「心理学者原口鶴子の青春 100年前のコロンビア大留学生が伝えたかったこと」が全国一般公開、2008年同作品で山路ふみ子映画賞福祉賞受賞。2011「エクレールお菓子放浪記」で初の長編劇映画脚本。2014年、9年をかけ「みんな生きている 飼い主のいない猫と暮らして」を完成。
女性たちと立ち上げた映画誌「シネマジャーナル」(2001年よりウエブマガジンも併刊)は創刊27年になる。
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