青春Hシリーズ 第41弾!
『恋のプロトタイプ』

“仮想”(バーチャル)でも“現実”(リアル)でも 恋は、せつない
2014年/日本/カラー/87分/ビスタサイズ/ステレオ

公式サイト

<出演>

櫻井拓也    星咲優菜

阿部隼也    堀 有里    杉原 憂    原田祐輔    米本千晴    山本宗介
原 彩咲    世志男    柳 東史    倖田李梨    津田 篤




<スタッフ>
監督・脚本 : 中村公彦

製作 : 松下順一
企画 : 高﨑正年

プロデューサー : 小貫英樹 奥野邦洋
アソシエイトプロデューサー : 田中 忍

撮影 : 宮永昭典
録音 : 荒井 保 國分 玲 春本一大
音楽 : 與語一平
主題歌 : CLipCLover 「タカラモノ」

助監督 : 清水理俊
制作プロダクション : 東京レイダース

製作 : 娯楽TV
配給・宣伝 : アートポート
<ストーリー>
彼女いない歴23年のフリーター・岸田心平の唯一の生きがいは、恋愛シミュレーションゲーム“ラブ:プロトタイプ”(通称ラブプロ)のCGキャラクター“沢口アオイ”との疑似恋愛。
ラブプロは、“お気に入りの女の子と過ごす日常”をテーマにしたゲームで、恋人同士になってからもプレイは続いていき、誕生日や旅行などのイベントがリアルな時間に連動して発生する。女の子の性格や言動も、プレイヤーの言葉やアクションによって変化していく。
バイト中にアオイとの会話に夢中になり、クビになってしまった心平は、 ラブプロの新作の購入資金を稼ぐためコンビニで働くことにする。
そこで大学生の美郷こずえと最悪の出逢いを果たし、入店早々ケンカ。そして、こずえにフラれた河本義男に心平がラブプロを教えたことから、それぞれの感情が波打ち始める――




<監督コメント>
これだけ多様な世の中なので、ある特定の層にはメジャーでも、ある層は全然知らない、なんてことが結構あるような気がします。
 今回の“恋愛シミュレーションゲーム”という題材は、いま現実に起こりうることを描いたつもりですが、知らない人が見たらSFのようかも知れないし、逆に数年後にはもう古いと言われるかも。
 そうした知る人ぞ知る(?)要素に、普遍的なドラマと個人的な経験、プラス俳優陣の生身の表現を加え、ごった煮にして、ひとまずスープ状の“完成品”としてお出しします。もしかしたら、煮込んでいるうちに溶けてしまった部分もあるかも知れません。
この映画は“試作品(プロトタイプ)”ではありませんが、観終わった後に様々な解釈をして、皆さんの中で育成していただければ幸いです。
中村公彦(監督)
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