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<出演>
櫻井拓也 星咲優菜
阿部隼也 堀 有里 杉原 憂 原田祐輔 米本千晴 山本宗介
原 彩咲 世志男 柳 東史 倖田李梨 津田 篤
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<スタッフ>
監督・脚本 : 中村公彦
製作 : 松下順一
企画 : 高﨑正年
プロデューサー : 小貫英樹 奥野邦洋
アソシエイトプロデューサー : 田中 忍
撮影 : 宮永昭典
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録音 : 荒井 保 國分 玲 春本一大
音楽 : 與語一平
主題歌 : CLipCLover 「タカラモノ」
助監督 : 清水理俊
制作プロダクション : 東京レイダース
製作 : 娯楽TV
配給・宣伝 : アートポート |
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<ストーリー>
彼女いない歴23年のフリーター・岸田心平の唯一の生きがいは、恋愛シミュレーションゲーム“ラブ:プロトタイプ”(通称ラブプロ)のCGキャラクター“沢口アオイ”との疑似恋愛。
ラブプロは、“お気に入りの女の子と過ごす日常”をテーマにしたゲームで、恋人同士になってからもプレイは続いていき、誕生日や旅行などのイベントがリアルな時間に連動して発生する。女の子の性格や言動も、プレイヤーの言葉やアクションによって変化していく。
バイト中にアオイとの会話に夢中になり、クビになってしまった心平は、 ラブプロの新作の購入資金を稼ぐためコンビニで働くことにする。
そこで大学生の美郷こずえと最悪の出逢いを果たし、入店早々ケンカ。そして、こずえにフラれた河本義男に心平がラブプロを教えたことから、それぞれの感情が波打ち始める――
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<監督コメント>
これだけ多様な世の中なので、ある特定の層にはメジャーでも、ある層は全然知らない、なんてことが結構あるような気がします。
今回の“恋愛シミュレーションゲーム”という題材は、いま現実に起こりうることを描いたつもりですが、知らない人が見たらSFのようかも知れないし、逆に数年後にはもう古いと言われるかも。
そうした知る人ぞ知る(?)要素に、普遍的なドラマと個人的な経験、プラス俳優陣の生身の表現を加え、ごった煮にして、ひとまずスープ状の“完成品”としてお出しします。もしかしたら、煮込んでいるうちに溶けてしまった部分もあるかも知れません。
この映画は“試作品(プロトタイプ)”ではありませんが、観終わった後に様々な解釈をして、皆さんの中で育成していただければ幸いです。
中村公彦(監督)
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