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世界と創るドキュメンタリーとは?
国際共同製作を支援する<TOKYO DOCS>に応募された企画の中から、海外のプロデューサー達への
プレゼンなどを経て見事完成したドキュメンタリー作品を一挙上映します。
期間中は、制作者などによるトークショーも開催し、企画作りから公開に至る貴重な生の経験談もお聞きします。
ドキュメンタリー制作に興味ある方、必見の上映会です。
Tokyo Docsとは
日本のドキュメンタリー制作者に海外のプロデューサー等と作品製作を行い、日本の姿を世界に発信する機会を提供することを目的に、毎年開催されている国際ドキュメンタリー祭です。
今年は、10月29日(水)から11月1日(土)に開催。
詳しくは http://tokyodocs.jp/
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上映作品 |
【A】
『イラク チグリスに浮かぶ平和』
©ソネットエンタテインメント/綿井健陽
(2014年/日本/カラー/108分/BD・DCP)
監督・撮影 : 綿井健陽(『Little Birrds イラク 戦火の家族たち』)
プロデューサー : 小西晴子
ポストプロダクション・プロデューサー : 安岡卓冶
編集 : 辻井潔
製作・著作 : ソネットエンタテインメント、綿井健陽
Tokyo Docs2013 優秀賞 受賞企画
イラク戦争がはじまって10年。10万人以上のイラク人が命を奪われた。いまなお続く混乱の中で、彼らは何を見つめているのか?ジャーナリスト綿井健陽が刻みつけたイラクでの出会いと別れ――。ある家族との10年の記録。
2014年10月25日よりポレポレ東中野にて公開、ほか全国順次
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【B】
『だし~日本列島を凝縮した味』
©NHK、プロダクション・エイシア、ARTE France、Point du Jour 2014
(2014年/日本・フランス/カラー/50分/HD)
監督 : 柴田昌平(『ひめゆり』『森聞き』)
プロデューサー : 牧野望、伊藤純、Catherine Alvaresse、Luc Martin-Gousset、大兼久由美
撮影 : 春日井康夫
製作・著作 : NHK、プロダクション・エイシア、Arte France、Point du Jour
Tokyo Docs2011 奨励賞 受賞企画
NHKと制作会社が共同企画、仏の制作会社が加わった国際共同制作。今年8月仏独で放送後、大反響で6回も再放送された異色作。「だし」をキーワードに、大自然から“うまみ”を抽出してきた日本人の知恵を見つめる。肉食禁止令のもと、肉に代わる“うまみ”として洗練された「だし」。最新の食品科学でも理にかなっていることが分かった。ポレポレ東中野にて公開決定
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【C】
『しょうゆ~驚異のカビ・千年の旅路』
©NHK、プロダクション・エイシア、Point du Jour 2014
(2014年/日本・フランス/カラー/50分/HD)
監督 : 柴田昌平(『ひめゆり』『森聞き』)
プロデューサー : 牧野望、伊藤純、Luc Martin-Gousset、大兼久由美
撮影 : 春日井康夫
製作・著作 : NHK、プロダクション・エイシア、Point du Jour
Tokyo Docs2011 奨励賞 受賞企画
「だし」が日本人と大自然との関係を描いたのに対し、「しょうゆ」は日本人とミクロ・コスモスとの長く深い出会いを描く。それはカビによる和食創成のドラマ。和食の「うまみ」がつまった調味料(醤油・酒・ミリン・味噌)は、1種類のカビによって作られるのだ。特撮を駆使したミクロの世界と、千年にわたって磨かれた職人たちの知恵。ポレポレ東中野にて公開決定
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【D】
『僕がジョンと呼ばれるまで』
©2013仙台放送
(2013年/日本・アメリカ/カラー/82分/HD・DCP)
監督 : 風間直美、太田茂
プロデューサー : 太田茂
構成 : 武田浩、Roger Pulvers
制作協力 : 共同テレビジョン
製作 : 仙台放送
Tokyo Docs2012 参加企画
老いること、それは誰も避けることのできない人生の季節。肩の荷を下ろすように、少しずつ過去のことを忘れていくのは自然なことです。しかし、たとえば認知症。いまだに根本的な治療法はなく、突然のことに本人も家族も戸惑います。どうしたら人生の最後の季節を自分らしく生きることが出来るのでしょうか? 全国順次公開中
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【E】
『Brakeless ~ JR福知山線脱線事故9年~』
©NHK
(2014年/イギリス・アメリカ・日本・オランダ・デンマーク/50分/HD)
監督 : 三宅響子
プロデューサー : Rachel Wexler、新野誠一、大墻敦、Nick Fraser、Sally Jo Fife
撮影 : 夏海光造
制作・著作 : NHK
Tokyo Docs2012 参加企画
107人が死亡したJR福知山線脱線事故から9年。なぜ、技術水準もモラルも高いと見られる日本で惨事は起きたのか。NHKと英国BBCが番組の協議を重ねる中で浮かび上がってきたのは、効率を追い求める社会に落とし穴があるという視点。事故被害者や遺族、関係者、専門家への取材と、国際的な視点から事故の“真の原因”に迫る。 |
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