生き抜く 
南三陸町 人々の一年

”希望の光”の背に佇む、巨大な喪失と深い絶望。
『生き抜く』 2012/日本/99分/HD
『受け継ぐ』 2015/日本/49分/HD
『おらほの町』 2015/日本/49分/HD



<ストーリー>

「生き抜く 南三陸町 人々の一年」


(99分)
大津波襲来後、宮城県南三陸町の一年をつぶさに見つめた記録映画。MBS取材チームが被災一年で記録した約800時間の映像のなかから、未曾有の災害の中で“生き抜く”人間の尊さ、か細さ、せつなさ、そして逞しさ・・・など、顔の見える被災者一人ひとりのかすかな息づかいを掬い、観る側に普遍的なテーマを静かに突きつける。
2013年 ニューヨーク・フェスティバル ドキュメンタリー映画部門 銀賞
山形国際ドキュメンタリー映画祭「ともにある Cinema with Us 2013」正式招待作品



「受け継ぐ 南三陸町 立ち上がる若き漁師たち」

(49分)
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町の2012年の記録。海岸部にうずたかく積まれた町のがれきも消え、人々は仮設住宅での暮らしに表向き慣れたかにみえる。本格復興に向けた問題や課題は解決の糸口がなかなか見えないものの、町の基幹産業である漁業はすこしずつ歩みを進めている。すべてを奪われた海と向き合い、海からの恵みでふたたび生計を立てていこうと決意した若き漁師たちを通して、復興の芽吹きを伝える。



「おらほの町 南三陸町長選 奮闘記」

(49分)
東日本大震災で大きな被害を受けた南三陸町で、2013年10月、被災後初めてとなる町長選挙が行なわれた。現職と新人の一騎打ちとなった選挙の争点は復興のあり方とスピード。仮設住宅での暮らしが長引き、高台移転が進まない現状にいらだちを募らせる町民たちにとって、町のトップの舵取りはきわめて重要で、選挙への町民の関心も高い。「おらほの町」(自分たちの町)を誰に任せるのか、町民たちの選択を記録した。

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