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<出演>
平田満 水本佳奈子 伊藤猛 石井明日香 桐嶋あおい 入江麻友子
吉岡睦雄 高野涼 清水柊馬 川瀬陽太 高尾勇次 ほたる
月川修 みずち涼 櫻井拓也 |
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<スタッフ>
監督 : サトウトシキ
脚本 : 竹浪春花
製作 : 海津敏行
企画 : 海津昭彦
プロデューサー : 西山秀明
撮影 : 山内大堂
照明 : 淡路俊之
録音 : 光地拓郎
音楽 : 入江陽 キャスティング : 小林良二 |
編集 : 中野貴雄
助監督 : 大城義弘
監督助手 : 森田博之、武井沙也佳
撮影助手 : 矢澤直子、前田大和
ヘア・メイク : 渡辺涼心
メイン・ビジュアル撮影 : 山本一維
スチール : 板倉大樹
制作進行 : 中根彩
制作協力 : スノビッシュ・プロダクツ
宣伝協力 : 磯田勉、中野美智子
製作・配給 : スターボード |
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<ストーリー>
平凡な中年の会社員、佐々木一郎は家と職場を往復するだけの日々。幼なじみの親友・岡部の死を知った彼は、亡くなる直前に留守番電話に吹き込まれた岡部のメッセージに禁断の記憶を呼び覚まされて激しく動揺する。そんなとき「欲しいものは手を伸ばさないとつかめない」という若い娘、春が彼の目の前に現われる。やがて一郎は封印していた過去の自分と向き合うが…。
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<概要>
名優・平田満と魅力の共演陣が織りなす、愛と記憶の彷徨の物語
主役の一郎には日本映画・演劇界で確固たる地位を築くベテラン平田満。人生の終盤にさしかかり、忘れかけていた情熱にもう一度手を伸ばそうともがく主人公をみごとに演じている。ヒロインの春には水本佳奈子。京都造形芸術大学映画学科俳優コース在学中に本作でデビュー。以後『弥勒MIROKU』(林海象監督)『いきもののきろく』(井上淳一監督)『正しく生きる』(福岡芳穂監督、3月公開)と出演作がつづく期待の新星。岡部に扮するのは最後の主演作『青二才』をはじめ、長年サトウトシキ監督とコンビを組んできた伊藤猛。2014年9月に逝去した彼が残された生命を映画に刻み込もうとするかのような演技が作品の根幹を成している。助演陣に『私の奴隷になりなさい』の石井明日香、テレビドラマ『暴れん坊将軍』『はぐれ刑事純情派』の入江麻友子、『シュトルム・ウント・ドランクッ』『ドライブイン蒲生』の吉岡睦雄など、実力派キャストが脇を固めている。
サトウトシキ監督と注目のスタッフ陣
監督は『ちゃんこ』『愛妻日記』『ジャイブ 海風に吹かれて』など、多彩な作品を手がけて一作ごとに映画ファンの支持を集めるサトウトシキ。愛と後悔、嫉妬と欲望、逡巡と希望などさまざまに渦巻く感情が織りなすドラマを抑制された演出と独特のエロティシズム描写で描いている。脚本は『イチジクコバチ』『花つみ』『青二才』につづいて監督と4度目のタッグとなる竹浪春花。撮影は『アヒルの子』(小野さやか監督)『祭の馬』(松林要樹監督)などドキュメンタリー畑で活躍する山内大堂。映像に寄り添う音楽は『川下さんは何度もやって来る』(いまおかしんじ、監督)『マリアの乳房』(瀬々敬久監督)の入江陽が美しいスコアを提供している。
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