トークバック 沈黙を破る女たち

アタシたちをなめんじゃない!
女たちのアマチュア劇団 -- それは芸術か、セラピーか、革命か?
ドキュメンタリー映画/2013年/日本/HD/カラー/英語/日本語字幕付/119分

公式サイト

<スタッフ>
監督・製作・編集 : 坂上香 
共同プロデューサー : 麻生歩 
撮影 : 南幸男 
録音 : 森英司 
音楽 : 伊藤彰教 
ポストプロダクション : Neo P&T 
製作協力 : トークバック応援団 
製作・配給 : out of frame 宣伝:スリーピン
<ストーリー>

舞台はサンフランシスコ。
元受刑者とHIV/AIDS陽性者が、自分たちの人生を芝居にした。
暴力にさらされ、“どん底”を生き抜いてきた女たちの現実とファンタジー。
舞台で、日常で、トークバック(声をあげ、呼応)する女たち。
彼女たちの演劇は芸術か、治療か、それとも革命か?
芝居を通して自分に向き合い、社会に挑戦する8人の女たちに光をあてた、群像ドキュメンタリー。

どんなにサイテーな人生だったとしても、恥じることなんてない。顔をあげて、語るのよ!
『Lifersライファーズ 終身刑を超えて』から10年。坂上香監督はこの映画の制作に8年を費やした。
“どん底”を味わった女たちが、芝居を通して新しい生き方を模索する姿に監督自身が強く心を揺さぶられ、沈黙を強いられている多くの人々に伝えたいという思いで、映画の制作を決意した。多くの困難を乗り越え、8年の歳月を経て『トークバック 沈黙を破る女たち』は完成。
いま、スクリーンと舞台、そして新たな人生の幕があがる−−−−。

【talk back(トークバック)とは】
言い返す、口答えするというネガティブな意味で使われることが多い。しかし、本映画では、沈黙を強いられてきた女性たちが「声をあげる」ことや、人々と「呼応しあう」というポジティブな意味で使っている。映画に登場するtalk back session(トークバック・セッション)は、上演後に持たれる質疑応答の場。
<コメント>
それぞれのHERSTORYが心に深く響く。
今度は、「あなた」があなたのSTORYを描く番だ。
落合恵子(作家)

これは懸命に生きる「ごくふつうの」女性たちが、「ごくふつうの」私やあなたを励ます映画だ。 
角田光代(小説家)

虐待、強姦、ドラッグ、売春、エイズ...女たちの過去は惨憺たる経験だ。
だが、傷ついた過去を否定せずにまるごと抱きしめることで、女たちは前を向く。もっとつよく、やさしくなって。坂上監督の『トークバック』は、その証言の記録だ。
上野千鶴子(社会学者・認定NPO法人wan理事長)



<トークバック応援団>

◆製作チーム
代表 : 仲村久代(認定NPO法人サバイバルネット・ライフ代表)
副代表 : 兵藤智佳(早稲田大学助教)
事務局長 : 入海英里子(NPO法人out of frame理事)
事務担当 : 福島佐智子
メンバー:
 山下富美子(NPO法人out of frame副代表理事)
 仲村天平(認定NPO法人サバイバルネット・ライフ事務局長)
 橋本美緒(NPO法人out of frame監事)
 藤田紀久子(会社役員)

◆サポーター(敬称略、あいうえお順) : 
 池田恵理子(
アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」館長
 生島嗣  (ぷれいす東京代表)
 市場恵子 (岡山理科大学他 非常勤講師)
 上田假奈代(詩人/NPO ココルーム代表)
 上野千鶴子(東京大学名誉教授/認定NPO法人wan理事長)
 打越さく良(弁護士)
 大嶋栄子 (NPO法人リカバリー代表)
 大塚敦子 (フォトジャーナリスト)
 岡野八代 (同志社大学教員)
 落合由利子(写真家)
 上岡陽江 (NPO法人ダルク女性ハウス代表)
 北原恵  (大阪大学教授) 
 倉田めば (NPO法人大阪ダルク・アソシエーション副理事長)
 鈴木英果 (編集者)
 鈴木俊博 (キャプネットみやぎ事務局長)
 千葉美香 (児童書編集者)
 信田さよ子(原宿カウンセリングセンター所長)
 別府三奈子(日本大学教授)
 三澤恵子 (札幌市子どもの権利条例市民会議事務局長)
 向谷地生良(北海道医療大学/浦河べてるの家)
 山下英三郎(日本社会事業大学名誉教授)
 吉野さつき(アーツマネージャー/愛知大学准教授)
 Susan Mason (カリフォルニア州立大学ロサンジェルス校名誉教授)
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