種まきうさぎ
フクシマに向き合う青春
学び つながり 支えあう
(C)
2 01 5年|日本|D C P・B D|87分|ドキュメンタリー
公式サイト
<スタッフ>
監督 : 森康行監督作品
ナレーション : 大竹しのぶ
製作・著作 : 種まきうさぎ製作委員会
撮影 : 野間健・西島房宏・川越道彦
マーシャル諸島撮影 :
藍原寛子( Japan Perspective News)
音楽 : 浦木正志
音響効果 : 八重樫健二
編集 : 古賀陽一
運営 : 松崎頼行・吉田正美
企画 : 山下正寿・斎藤毅
illustration : 荒木直子
<ストーリー>
2011年、原発事故の被災地・福島の高校生たちが東日本大震災と福島の姿を知ってほしいと全国の高校生・若者に呼びかけた。
ビキニ事件の調査学習、マーシャルでの出会い、福島の農民、漁師たちの大地・海への想い──
核の時代に生きる若者たちのいまを描く。
それは福島の高校生の朗読グループから始まった。
2011年、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故の現状を知ってもらおうと、福島の高校生の朗読グループ『たねまきうさぎ』が作られました。
このグループは、全国各地の高校生や若者たちと交流し、世界の核被害と向き合う人々とも出会いながら学んでいきます。
「サバイバー」 困難を切り開いて生き抜く人
「たねまきうさぎ」のメンバーはマーシャル諸島へも訪れる。60年間も放射能と闘い続けているマーシャルの人々。
彼らは語ってくれた。「我々は何もできない核被害者ではない」。そして続けた。「我々はサバイバーである」と。
サバイバー…どんな困難でも切り開いて生き抜く。60年、核被災と闘い続けたマーシャルの人々の生き方から学び、今後どのように生きていったら良いのか─福島の若者たちは勇気づけられます。平和を学び、平和を築く若者たち「たねまきうさぎ」のよびかけに応えて、全国各地で核と平和を学ぶ高校生・若者が福島に集まります。
そこには広島に留学中の、旧ソ連の水爆実験地であったカザフスタン出身の少女も参加しています。いままであまり描かれてこなかった映像を交え、若者たちの交流を描いていきます。
そして、今なお汚染水に苦しむ漁師や、放射能に土地を奪われた農民の姿などを追っていくなか、若者たちの平和の種まきが広がり、平和の種が芽生えていきます。
-----------------------------------------------------------------------