【エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ】
七夜一挙上映

20世紀の世界中の人びとの暮らし、生きものの生態を記録した映像の百科事典。

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※上映作品・ゲストトーク等、詳細はこちらをご覧ください。


<特集詳細>
デジタル版劇場初公開!全3000タイトルから選りすぐりの映像をスペシャルゲストを迎えて七夜一挙上映!!
あたりまえの「生」の集積から、いまなにが見えてくるだろう?

映像をフィールドワークする、ECフィルムの世界へ

ECフィルムは、世界中の人間の暮らし、生きものの生態を記録した映像の百科事典。世界丸ごとの記録を試みた映像アーカイブは、唯一無二のものといえるでしょう。

例えば、電気も水道もないスーダンの家族の食卓、
木の皮をただただを叩いて布ができていく様子
食べ、食べられ、生み増える粘菌や微生物…。

どこにいても人は身近にあるものを集めて道具をつくり、狩りをし、火を起こし、調理して食べ、子どもを産み、家をつくり、楽器を奏で、踊り、死んでいく。そして他の生きものたちも、変わることなく個性豊かな生を全うする。
あたりまえの「生」の集積であるこの映像群は、時を経て何を伝えているでしょう。

私たちの暮らしはいま、ECフィルムが撮られた時代に比べて格段に便利になりました。
しかし近年、様々な自然災害を目の当たりにした日本では「生きていくために本当に必要なものはなにか?」「それは自分の手で作れるのか?」「生きることの本質は何だろう?」という問いにぶつかった人も多いのではないでしょうか。

ECフィルムには、その答えが宿っています。
このフィルムから何を感じ、何を読み取り、何を受け取るか。
その形は幾通りにもあるでしょう。
映像の中に、探しに来てください。

< エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ=ECフィルムとは?>
1952年ドイツ・国立科学映画研究所ではじまった映像の百科事典計画。民族学、生物学、技術科学の3つのジャンルからなり、30年近くを費やして数多くの研究者・カメラマンが世界各地に赴き、現在は失われた暮らしの技法や儀礼などの貴重な記録を含む、3000タイトル強の映像アーカイブが制作されました。現在400弱のタイトルがデジタル化され、日本国内向けに貸出ししています。
<クレジット>
主催 : 公益財団法人下中記念財団
企画 : 下中邦彦記念映像活用委員会
      EC活用プロジェクト(下中菜穂、丹羽朋子、飯塚利一、佐藤有美、ポレポレタイムス社)
映像提供 : 公益財団法人下中記念財団
協力 : 株式会社 東京光音/ トライネット・ロジスティクス株式会社
       ほぼ日刊イトイ新聞 / JT生命誌研究館 / NPO法人FENICS /ポレポレ東中野
グラフィックデザイン : 大橋祐介
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