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『ウイークエンド』 (1967年 104分 カラー)
出演 : ミレーユ・ダルク/ジャン・ヤンヌ
週末に都会を抜け出したブルジョワ夫婦に襲い来る狂気と悪夢。
ゴダールが物語映画と訣別し、映画の終焉を告げる傑作!
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『ありきたりの映画』 (1968年 108分 カラー・モノクロ)
出演 : ナンテールの3人の学生
ルノー社フラン工場の2人の労働者
五月革命の直後に自分たちの体験を総括する3人の学生と2人の労働者たち。
街頭をとらえた美しい白黒映像とともに、いま、68年5月の息吹が生々しく甦る! |
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『たのしい知識』 (1968-69年 93分 カラー)
出演 : ジュリエット・ベルト/ジャン=ピエール・レオ
深夜のスタジオで映像と音について、言語について、議論を交わす2人の男女。
五月革命後、商業映画の回路から逸脱したゴダールによる幻の実験作!
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『ブリティッシュ・サウンズ』 (1969年 52分 カラー)
出演 : ロンドンの工場労働者たち/活動家たち
自動車工場の製造風景、活動家の姿、ユニオンジャックを突き破る拳。
羅列される数々の映像と音から資本主義の本質を描き出す。 |
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『プラウダ(真実)』 (1969年 61分 カラー)
出演 : ヴェラ・ヒティロヴァ/イヴァン・パッセル
旧チェコスロバキアの日常を切り取っていく映像と音。
映画『ひなぎく』の監督への取材などから探る資本主義と共産主義との関係。 |
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『イタリアにおける闘争』 (1969年 60分 カラー)
出演 : クリスティアーナ・トゥリオ=アルタン/パオロ・ポゼッシ
革命運動に参加する女学生の日常の「断片」の映像。それらを映画文法にのっとり再構築することでブルジョワ構造と矛盾を炙り出す実験作。
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『東風』 (1969-70年 93分 カラー)
出演 : ジャン=マリア・ヴェロンテ/アンヌ・ヴィアゼムスキー
西部劇の解体によって、アメリカ映画の支配的なイデオロギーを問い直す。映画の破壊の極北へと向かう、ジガ・ヴェルトフ集団による最も美しい闘争映画。
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『ウラジミールとローザ』 (1971年 96分 カラー)
出演 : ジャン=リュック・ゴダール/ジャン=ピエール・ゴラン
「シカゴ・エイト」の裁判に基づく裁判劇にして、破壊的な笑いに満ちた革命喜劇。
ジガ・ヴェルトフ集団の主要メンバーが一堂に会した意欲作!
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『万事快調』 (1972年 96分 カラー)
出演 : イヴ・モンタン/ジェーン・フォンダ
工場占拠に巻き込まれたカップルを通じて、68年以後の状況を問い直す。
イヴ・モンタンとジェーン・フォンダを起用した4年ぶりの商業映画復帰作!
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『ジェーンへの手紙』 (1972年 52分 カラー・モノクロ)
出演 : ジャン=リュック・ゴダール(ナレーション)
ジャン=ピエール・ゴラン(ナレーション)
雑誌「レクスプレス」誌に掲載されたジェーン・フォンダ写真。『万事快調』の主演女優を写したこの1枚の写真を考察するゴダールとゴランの映像エッセイ。
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