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<出演>
ハ・ジウォン ペ・ドゥナ
ハン・イェリ チェ・ユニョン パク・チョルミン
キム・ウンス オ・ジョンセ イ・ジョンソク
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<スタッフ>
監督 : ムン・ヒョンソン
原題 : KOREA
英題 : AS ONE
配給 : 『ハナ』上映委員会
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<ストーリー>
かつて韓国で空前の卓球ブームを巻き起こしたスター選手、ヒョン・ジョンファ(ハ・ジウォン)。しかし中国の壁にぶつかり、惜しくも銀メダル止まりに終わっていた彼女に、千葉で行われる世界卓球選手権大会を控え、南北統一チームが結成されるという知らせが舞い込む。周囲の猛反対にもかかわらず、彼女は初の南北統一チームへの参加を決意する。南北の選手たちは練習方法、ライフスタイル、価値観まであまりに遠い、事ある毎にぶつかり、チームを代表する実力者ジョンファと北のリ・プニ(ぺ・ドゥナ)の神経戦も日増しに深刻になるのだが…
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<概要>
1999年以降『シュリ』や『JSA』に代表されるように南北問題を扱った韓国映画は数多く製作されてきたが、本作は実話をベースに語られる映画として、極めて貴重なドキュメンタリー的要素を多分に含んでいる。
本作は分断の悲劇を大段上に語る映画ではなく、あくまでも女性同士の友情を丹念に魅せることによって、統一への希望や分断の歴史が如実に語られる巧みな構造を実現している。今や韓国映画界で最も多忙を極めているハ・ジウォン(映画『TSUNAMI』ドラマ『ファンジニ』『シークレット・ガーデン』など)は主人公のヒョン・ジョンファ役=卓球選手に成り切るために4か月に渡ってかなりハードな訓練を積んで撮影に臨んだという。
一方、日本で最も知名度の高い韓国人女優として『空気人形』や『リンダ リンダ リンダ』で常に新鮮な驚きを与えてくれるペ・ドゥナは『グエムル~漢江の怪物~』以来6年ぶりの韓国映画の主演になった。今回の役では、北朝鮮訛りを話す難しい役柄を見事に演じ、観客のハートを鷲掴みにしている。
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<コメント>
2018年4月27日の歴史的な握手を見ながら、未来に期待している自分がいた。
猜疑心を抱く人もいると思うが、信じてみてもいいんじゃないか、と思う
ポレポレ東中野・支配人 大槻貴宏
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