スパイネーション/自白
KCIAから国家情報院へ――
40年間にわたる〈北朝鮮スパイ捏造〉の真相
(C)KCIJ Newstapa
2016年|韓国|106分|DCP|カラー|ドキュメンタリー|
原題:자백(英題:Spy Nation)
公式サイト
<スタッフ>
企画 : キム・ヨンジン
監督 : チェ・スンホ
脚本 : チョン・ジェホン
撮影 : チェ・ヒョンソク
プロデューサー : キム・ジェファン
製作 : ニュース打破
日本語字幕 : 根本理恵
配給 : 東風
<ストーリー>
不屈のジャーナリスト 監督 チェ・スンホ × 新しい独立メディア 製作 ニュース打破
権力の中枢をえぐり 国家の嘘を暴く
本物のジャーナリズム
2013年、脱北者でソウル市の公務員だったユ・ウソンさんが“北朝鮮のスパイ”として拘束された。しかし、国家情報院が提示した明白な証拠は彼の妹の「自白」証言だけ…。疑念を抱いたチェ・スンホ監督は、「ニュース打破」取材班とともに動き出す。取材を進めていくと、国家情報院の協力者が証拠書類の捏造を暴露し、自殺を図った。さらに被害者は脱北者だけではなかったことが判明する。韓国、中国、日本、タイをめぐる粘り強い追跡取材の末、映画は40年間途切れることなく続いてきた国家権力の中枢によるスパイ捏造の深い闇へと切り込んでいく。
激動する韓国で メディアを 政治を 時代を変えたドキュメンタリー
監督は、『共犯者たち』で李明博(ルビ:イ ミョンバク)と朴槿恵(ルビ:パク クネ)政権による言論弾圧と、それに抗うジャーナリストたちの闘いを描いたチェ・スンホ。本作が韓国で公開されたのは2016年10月。〈ろうそく集会〉が大きな盛り上がりを見せる最中、当時大統領候補だった文在寅(ルビ:ムン ジェイン)は本作を観て、「国家情報院の改革」を公約に加えたという。
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