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<キャスト>
松浦祐也 和田光沙
北山雅康 中村祐太郎 岩谷健司 時任亜弓
ナガセケイ 松澤匠 芹澤興人 杉本安生
松本優夏 荒木次元 平田敬士 平岩輝海 日向峻彬 馬渕将太 保中良介 中園大雅
奥村アキラ 日方想 萱裕輔 中園さくら 春園幸宏 佐土原正紀 土田成明 谷口正浩
山本雅弘 ジャック 刈谷育子 内山知子 万徳寺あんり 市川宗二郎 橘秀樹 田口美貴
風祭ゆき(特別出演)
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<スタッフ>
監督・製作・プロデューサー・編集・脚本 : 片山慎三
撮影 : 池田直矢 春木康輔
美術 : 松塚隆史
録音 : 日高成幸 西正義 大塚学
植田中 藤丸和徳 加藤大和
整音・効果 : 高島良太
メイク : 外丸愛 金森麻里 前川泰之
渡邊紗悠里 辻咲織
衣装 : 百井豊
助監督 : 藤井琢也 斎藤和裕 岡部哲也
白石桃香 上別府僚 柴田祥
制作 : 和田大輔 村上寿弥 日方想
スチール : 服部健太郎
医療指導 : 刈谷育子
音楽 : 位妃楊子 撮影助手 : 各務真司 熊谷美央
照明応援 : 大久保礼司 石川欣男
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制作応援 : 原田耕治
録音助手 : 猪立山仁子 高須賀健吾
整音助手 : 鈴木一貴
美術協力 : 和田光沙
衣装協力 : 宮部幸
編集協力 : 片岡葉寿紀
題字 : 堀向恵翠
挿入歌 「WINTER WONDERLAND」
作曲:Bernard felix
作詞:Smith richard B Dick
歌:佐藤玖美 編曲:位妃楊子
公式サイト : ULM
配給 : プレシディオ
配給協力 : イオンエンターテイメント
デジタルSKIPステーション
宣伝 : 太秦
宣伝協力 : NEWCON ぴあ映画生活 |
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<ストーリー>
港町、仕事を干され生活に困った兄は、自閉症の妹が町の男に体を許し金銭を受け取っていたことを知る。罪の意識を持ちつつも、お互いの生活のため妹の売春の斡旋をし始める兄だったが、今まで理解のしようもなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れ、戸惑う日々を送るのだった。そんな時、妹の心と体にも変化が起き始めていた…。
親からも社会からも見捨てられた障碍を持つ兄妹が、犯罪に手を染めたことから人生が動きだす。地方都市の暗部に切り込み、家族の本質を問う、心震わす衝撃作――。
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<概要>
ポン・ジュノ監督の元で研鑚を積んだ日本人監督による初長編監督作!
監督は『TOKYO!』(08)※ポン・ジュノ監督パート、『母なる証明』(09)、『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)など、ポン・ジュノ監督作や山下敦弘監督作に助監督として携わった片山慎三。本作では脚本と編集も自身で行い、一年間、季節ごとの撮影を繰り返し完成まで二年以上かけた、まさに心血を注いだ妥協なき骨太な傑作だ。
兄を演じるのは、冨永昌敬監督作『ローリング』(15)での演技が印象に残る名バイプレーヤー、松浦祐也。妹を演じるのは瀬々敬久監督作『菊とギロチン』(18)で女力士役に挑戦し、本作でも体当たりの演技を見せる和田光沙。また産婦人科医役で、1980年代の日活ロマンポルノを代表する女優、風祭ゆきが特別出演しているのも見逃せない。
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<コメント>
貧困、障害、性、犯罪、暴力…そういったものを包み隠さず描きました。観た方の価値観が変わるような映画になればと思いながら一切の妥協なしで二年間かけて作りました。是非、一人でも多くの方に観てもらいたいです。ありがとうございます。
―――― 片山慎三(監督)
『岬の兄妹』は有名俳優や潤沢な予算のある作品ではありません。内容もなかなか人が手を出さない事に向き合っています。ただ映画祭での初上映の時、会場から大きな笑いが何度も起き驚きました。作品の熱量は必ず観客に伝わると信じて映画を続けています。どうぞ観てやってくださいませ。
―――― 松浦祐也
監督の掛け声の下、みんなで色んなボールを出し合い、筋書きの無い物語りを積み上げ、映画『岬の兄妹』が完成し、ご支援のもとに上映していただける事になりました。どうか心の一番素直で、自由な目で、この映画を見届けていただけたら幸いです。平成を仕舞う永久不滅の人情喜劇です。
―――― 和田光沙
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