文化記録映画
「春画と日本人」

「世界が、先に驚いた。」 あの春画展から4年
驚きの内幕を描くドキュメンタリー
2018年/87分/カラー/16:9

キネマ旬報ベストテン2018年文化映画第7位

公式サイト

 ◆18歳未満入場禁止◆
本作品は、「春画」のオリジナリティと、収集・保存・研究にかけてきた方たちの意図を尊重するため「春画」にぼかしやトリミングをかけることなく紹介しています。
その主旨をご理解のうえ劇場でご覧ください。DVD販売・テレビ放送の予定はありません。



<出演> ※肩書きは取材当時
小林忠(国際浮世絵学会会長)
浅野秀剛(国際浮世絵学会理事長)
木下直之(東京大学文化資学研究室教授)
石上阿希(国際日本文化研究センター特任助教)
浦上満(永青文庫春画展実行委員、古美術商)ほか
<スタッフ>
監督・撮影・編集・製作著作 : 大墻敦

ナレーター : 濱中博久

音楽 : 矢部優子・池田陽子
      長谷川美鈴・長谷川武尚

サウンドデザイン&ファイナル・ミックス : Mick 沢口
カラー・グレーディング : 堀井伊玖磨
アシスタント・プロデューサー : 中澤祐子

協賛 : 国際日本文化研究センター
協力 : 国際浮世絵学会・文化資源学会
宣伝・配給 : ヴィジュアルフォークロア 

(C)大墻敦
<ストーリー>
日本人は「春画」を知らない—
 21万人が押し寄せ、美術界の大事件となった永青文庫「春画展」(2015年9月開幕)。国内外の貴重作約120点が一堂に会するはじめての試みだったが、開催までの道のりは平坦ではなかった。国内の公私立博物館20館あまりに開催の打診が断られ、摩訶不思議な逆風が吹く。海外で絶大に評価されている春画が、なぜ日本ではすんなりと展示できないのか。本物の展示にかける人々が直面した知られざる苦労から、「春画」を世間から隠そうとする日本社会の《忖度》構造が浮かび上がる。


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