よあけの焚き火

わたしも狂言、やってみたいな。
(C)️2018桜映画社
2018年/72分/カラー/ビスタ/日本

第21回小津安二郎記念蓼科高原映画祭正式招待作品


公式サイト

<キャスト>
大藏基誠   大藏康誠   鎌田らい樹   坂田明
<スタッフ>
監督・脚本・編集 : 土井康一

プロデューサー : 村山憲太郎 
撮影 : 丸池納
照明 : 三重野聖一郎
録音 : 北村峰晴
音楽 : 坂田学
企画 : 阿部兼美
美術 : 吉野章弘
助監督 : 蔵原健
ヘアメイク : 小林瑞希
制作主任 : 宮下要
スチール : 公文健太郎

製作・配給 : 桜映画社
配給協力:ポレポレ東中野

©️2018桜映画社
<ストーリー>
父と息子。職業、狂言方。雪解け近い、山の稽古場。
六五〇年の伝統をもつ狂言方の家に生まれた大藏基誠(おおくらもとなり)と、十歳になる息子・康誠(やすなり)。
冬、父と息子は山の稽古場へ向かう。
二人は何を目的に、この山奥を訪れたのか。
ある日、近くに住む老人・宮下と、孫の咲子が訪ねてきた。
咲子は、自分より幼い康誠が狂言の厳しい稽古に打ち込む光景に目を奪われる。
基誠は、そんな咲子をこころよく招き入れた……


 <概要>
ドキュメンタリーとフィクションを行き交いながら紡がれる家族の物語。
伝統芸能をモチーフに、「伝えること」という普遍的なテーマを昇華させた稀有な作品が誕生した。映画初主演にして自身を演じるという難役を果たした大藏基誠・康誠は、大藏流狂言方の実の親子。共演にミュージシャンの坂田明、『幼な子われらに生まれ』(17)で注目を集めた鎌田らい樹を迎え、それぞれが踏み出す一歩をみずみずしく演じている。
監督は本作が劇場デビュー作となる土井康一。長野県蓼科の大自然を風格ある映像で捉えたベテラン・キャメラマン丸池納ほか、本作を描くにふさわしいキャスト・スタッフが集まった。
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