「67歳の風景 -若松孝二は何を見たのか-」

「17歳の風景」(若松孝二)をめぐる、もう一つの「風景」



2005年/DV/67分

17歳の風景〜少年は何を見たのか」作品紹介


メイキング:竹藤佳世

機材協力:日本電子専門学校
常に時代に先行、あるいは並走しながら数々の問題作、衝撃作を世に送りつづけてきた若松孝二。
この作品は、最新作「17歳の風景 少年は何を見たのか」の東北ロケを中心に、映画監督・若松孝二 の、知られざる創作の現場に迫ったドキュメンタリーである。
67歳のベテラン監督が、なぜ、17歳の少年の映画を撮ろうとしたのか。
自らスタッフの先頭にたち、極寒の東北を旅していくことを選んだのはなぜか。
それは、肺がんを克服し復活の雄叫びをあげるべく、若松孝二が自らの原点を辿った旅でもあった。
  
メイキングは竹藤佳世。「17歳の風景」シナリオへの参加をきっかけに、富士山に始まる
東北ロケに完全同行し、今なお映画界の中で突出する、若松孝二の映画の作り方を記録した。  
撮影中、絶対統率者としてスタッフを叱咤激励する若松流の監督術は、時に記録映像にも乱入し、 見るものを驚かせる。若手から抜擢されたスタッフと監督とが、少年の心情を追いながら共に旅をし、 互いの関係と、作品をつくりあげていく過程が、もうひとつのロードムービーとして形づくられた。  

■ゲストを迎えてのトークイベントあり!■
 8月23日(火)高間賢治(撮影監督)
 8月24日(水)辻智彦(「17歳の風景」撮影)
 8月25日(木)上野昂志(映画評論家)
 8月26日(金)白井佳夫 (映画評論家)
 8月27日(土)阪本順治(映画監督)
 8月31日(水)掛川正幸(ジャーナリスト)
 9月 1日(木)山田広野 (活弁映画監督)
 9月 2日(金)若松孝二(映画監督)

聞き手:竹藤佳世

イベント内容は変更になる場合があります。詳細は劇場までお問い合わせ下さい。


2005年8月20日(土)より レイトショー
連日 21:10から(8/20・21は21:30から)

当日 700円  /   67歳以上 500円
「17歳の風景」とのセット前売り券 1800円