青春Hシリーズ セカンドシーズン第1弾
超・悪人

日本犯罪史上最悪の連続強姦殺人魔。そんな男の青春はHとV(バイオレンス)!
2011年/日本/カラー/88分/ステレオ/ビスタサイズ/DV

公式サイト

<出演>

宇野祥平     高橋真由美     清瀬やえこ     しじみ     久保山智夏
<スタッフ>
監督・脚本:白石晃士

製作:松下順一
企画:木谷祐介

プロデューサー:小貫英樹 奥野邦洋
アソシエイトプロデューサー:堀川美佳
アシスタントプロデューサー:松下達郎

撮影監督:古屋幸一

エンディングテーマ :
  「GET AWAY」  KING BROTHERS 
    Licensed by DECKREC/UK.PROJECT
録音:中川究矢
編集:宮崎歩
造型:倉谷結衣
スチール:内藤基裕
制作プロダクション:東京レイダース

製作:アートポート
配給・宣伝:アートポート  ©2011アートポート
<概要> 
この映画の出現で、地上のタブーは消え去り、カオスだけが残った。
サスペンス映画でハラハラドキドキしたい。恋愛映画で涙を流したい。青春映画で甘酸っぱい気分に浸りたい。コメディ映画で腹の底から笑いたい。ホラー映画で背筋を凍らせたい。そんな要望に一気に応える映画が誕生した!
その名も『超・悪人』。冗談じゃないのか?と疑問を抱く方もおられるだろうが、決して冗談ではない。なぜなら監督はあの、白石晃士だからである。
白石監督と聞けば通な映画ファンなら「ホラー」を思い浮かべるだろうが、実は娯楽映画全般を愛し、サスペンスのツボ、感動のツボ、そして笑いのツボに通じつつ、冗談のような話を大真面目で本気の映画にしてしまう異能の監督なのだ。
そんな白石晃士がPFF審査員の度肝を抜かした『暴力人間』よりも過激に、2009年カルトムービーナンバーワンの誉れ高い『オカルト』よりも忌まわしく、イギリスで発禁となった『グロテスク』よりもエロティックに、2010年ゆうばりファンタを熱狂させた『バチアタリ暴力人間』よりも罰当たりに、そして元ネタとなった『超・暴力人間』よりも狂気渦巻く映画を作り上げた。
目撃せよ、『超・悪人』が、観る者の脳髄を沸騰させる!


<ストーリー>
社会の裏側に広がる闇を鋭く追った実録系ルポを売りにした雑誌は今、生々しいインタビューや取材映像を収録した付録DVDが人気を呼び、書店、コンビニで数多く見かけることができる。
この映画は、その付録DVDのために撮影さられたものの、社会倫理的に世に出すことはできないとして封印されたタブー映像で構成されたものである。
某実録犯罪系雑誌の編集部に届いたビデオテープは、過去10年間に107人もの女性を強姦したと豪語する自称・悪人の男の告白と、ある強姦殺人の一部始終が収められていた。編集者の白石とルポライターのヤエコはその男の取材のため悪人が指定した場所へと向うが、そこで2人はとんでもない事態に巻き込まれていく……。
それは、憎悪と孤独と狂熱の“地獄の饗宴”であった!
<プロフィール>
白石晃士 映画監督

『風は吹くだろう』でPFF99準グランプリを受賞。その後、『ウォーターボーイズ』(01)のメイキング担当、『ほんとにあった!呪いのビデオ』(99~)シリーズ等を経て、04年に『呪霊 THE MOVIE 黒呪霊』で劇場監督デビュー。その後も『ノロイ』(05)、『口裂け女』(07)、『グロテスク』(08)、『テケテケ1&2』(09)、『オカルト』(09)などホラーを手がけるが、『タカダワタル的ゼロ』(08)ではドキュメンタリー作家としての構成力も見せつけた。近年、大学時代の自主制作映画『暴力人間』(97)の流れを汲む『バチアタリ暴力人間』(10)、『超・暴力人間』(11)と原点回帰の制作活動を続けており、その延長としてこの『超・悪人』が誕生した。


容赦ない暴力と、生々しいエロスの混沌。
狂気とユーモアが炸裂するピュアな恋物語。
あなたは感動する? 激怒する?
渋谷のスクランブル交差点で悪魔が俺に囁いた。
「強姦と殺人、暴力とセックス、恋と復讐と本気、
そして、ワキガと奇跡についての映画を作れ」と。
これは、悪魔が作らせた映画だ。
天罰上等、反省無用。全てのクソ野郎どもへ。
---- 白石晃士
新たなる時代の扉をこじ開けた青春Hが次に向うその先にあるものは歴史そのもの!
2010年8月28日にいまおかしんじの『ゴーストキス』で幕を開けた青春Hシリーズも古澤健、藤原健一、内藤隆嗣、井土紀州、山口智、サトウトシキ、今泉力哉、鎮西尚一、榎本敏郎という、映画ファンが唸る映像作家たちが名を連ねて奇跡のシリーズとして約半年の間、映画界を席捲し続けた。
青春をテーマにエロテッィクなシーンを盛り込めば監督の自由な発想で製作に取り組んでもらうというシリーズコンセプトが、限られた予算ながら監督の個性が前面に押し出された高いクオリティの作品を観客にお届けすることを実現させてきた。
そして今回、白石晃士の『超・悪人』からこのシリーズも新たな局面を迎える。『ユリ子のアロマ』が海外でも高い評価を受けた吉田浩太、東京芸大卒業制作『浮雲』が話題をさらった長谷部大輔など期待の監督達がその出番を待っている!
 
 
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