リアリズムとファンタジーの不思議な共存 
『クロス・ザ・レンズ〜福島拓哉特集』



新鋭、俊英、奇才、鬼才、新時代のキーパーソンなど、様々な形容で各メディアに紹介されている映画監督・福島拓哉。
昨年製作された浅野忠信主演の長編ドキュメンタリー『クロス・ザ・レンズ』と古典落語を原作とした短編『the point(2,8,16)』を軸に、多彩な作品群からセレクトした短編を特集上映。
リアリズムとファンタジーが共存する不思議な世界観を体感してください。

 
公式サイト(宣伝・配給:P-kraft)


期間中連日上映
『クロス・ザ・レンズ』
提供:「乱歩地獄」製作委員会
出演:浅野忠信、竹内スグル、実相寺昭雄、佐藤寿保、カネコアツシ、宮崎大ほか
江戸川乱歩原作『乱歩地獄』の制作課程を追ったドキュメンタリー。
本編の4人の個性的な監督及び、4本すべてに出演した浅野忠信、プロデューサー宮崎大へのロングインタビューにより、日本映画最前線で活躍する映画人の創作の秘密に肉迫する。
 
『the point(2,8,16)』
16min/2004
タイ短編映画際国際コンペティション部門上映、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭上映
出演:上倉栄治、ヴィヴィアン佐藤、クラリッサ・カール・ノイベルト、里見瑶子ほか
仮死状態になった一人の男が生き返るまでの物語を、全8章のショートストーリーとして描くサイコ・ファンタジー。
古典落語を同一原作としたオムニバス企画「東京トライポッド」参加作品。

日変り上映(上記2作品に加えて日変りで上映)
7/2(日)、5(水)
『days of』
9min/2006
出演:中村裕美、玉一敦也
ミコはソトノヒトの宿命を背負い、森の内側にいられなくなった。
アメはフルキヒトとして、ミコの逃亡を一人見守っていた・・・・・・。
「8ミリ撮影・デジタル編集・近未来」がテーマのオムニバス企画「over8」参加作品。

7/3(月)、7(金)
『Borderland』
20min/2004
出演:熊崎由紀雄、石和咲子、玉一敦也ほか
FUCK!とキレまくる女の純愛、男が見たのは遠いBorderlandの夢。
P-kraft公式サイトBBS上で1日だけ行われた公募によるキャスト・スタッフによる、撮影も1日だけで作られた、5年間の男女
の軌跡を描く恋愛映画。

7/4(火)
『HOME』
25min/モノクロ/2000
出演:芝池秀子、福島眞也、山下念吾ほか
隠居生活の父、父の面倒を見る姉、離れて暮らす弟の3人家族。
姉の結婚を機に、離れて行く運命にある家族のすれ違う思いを描いたホームドラマ。
福島拓哉(映画監督/俳優/文筆家)
1972/9/19・埼玉県出身
石井聰亙に師事した後、96年にクリエイター集団P-kraftを設立、以後多数の映像作品を発表し国内外映画祭で高い評価を得る。
01年の劇場デビュー作『PRISM』は公開劇場レイト枠での観客動員記録を樹立。03年には監督・主演作品『自由』が短編ながら劇場公開。俳優としても評価が高く出演作が続いている。脚本家・文筆家・VJ・ミュージシャン(est)としても活動中。

2006年 7/1(土)〜7/7(金)連日21時よりレイトショー

7月1日 初日舞台挨拶&トークショー(ゲスト:福島拓哉監督ほか出演者)
7月6日 トークショー(ゲスト:福島拓哉監督ほか未定) 

料金:前売¥1300/当日¥1500(学生¥1300、高校生・シニア¥1000)

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