だんらんにっぽん-愛知・南医療生協の奇跡-

「いのちの作法」「葦牙」に続く、小池正人監督、命の三部作ここに完成


公式サイト

<スタッフ>
監督 小池征人

企画・プロデューサー
 武重邦夫
 近藤正典

撮影 一之瀬正史

編集 村本 勝
製音 若林大介
音楽 森 拓治
   古田儀左エ門

ナレーター 竹下景子
助監督 藤崎仁志
撮影助手 吉田晃太
制作デスク 杉山美枝
      二宮英之
EED 小林弘典(グッド・ジョブ)
   小浜好洋(グッド・ジョブ)
ポスターデザイン 成瀬 慧
技術協力 日本映画大学
配給協力 C:works
制作協力 南医療生活協同組合

製作 「だんらんにっぽん」製作委員会
   シネマネストJAPAN
<ストーリー>
小さな力を集めた、大きな希望の物語
1959年、伊勢湾台風によって五千人を超える命が失われました。名古屋市南部も甚大な被害を受け、壊滅状態に陥りますが、全国から集まった医師と地域住民が力を合わせ、救助活動を行いました。1961年、「自分たちの命は自分たちで守らなければならない」、そう考えた住民たち308人が自ら出資し合い、南医療生活協同組合を誕生させます。
半世紀が経った今、308人だった組合員数は6万人を超えています。巨大な集団であるにも拘わらず、一人一人がそれぞれの理念を持ち、個人の尊厳を尊重して活動している様子はとても稀有に感じます。
個人の力は小さなものかも知れないですが、その小さな力を集め大きな希望を叶えて行く南医療生協の姿は、私たちにとって大きな希望ではないでしょうか?本作では人間ひとりひとりの輝きを感じて欲しいと思います。




<概要>
本当の日本の姿
監督の小池征人と、プロデューサーの武重邦夫は、これまで「いのちの作法」、「葦牙」といった作品を製作し、命の尊厳に関わる問題を映画化してきた。
今作では、社会の無縁化が叫ばれる日本において、南医療生協を通して発見した“有縁”の姿、これから日本が目指すべきであろう「だんらん」の姿を描く。
 
<コメント>

なにか生活協同組合自体が、安心して人の世話になれるし、世話をすることができる、そういう共同体をつくり出したかのようである。これはただ便利だというだけの結びつきではない。その実感が全体にゆったりと流れている。稀に見る幸福感あふるる映画である。
佐藤忠男 映画評論家


いま地域医療の崩壊が問題になっていますが、南生協病院が取り組んでいる工夫と
その活力は地域医療を再生し守っていくあり方を示しています。南生協病院は既存の病院の枠を超えて、住民の人たちの一つのコミュニティーとなっています。地域医療の理想形の一つだと感じています。
川田龍平 参議院議員


医療生協とは、医療・介護事業を行う生活協同組合のことで、地域住民の活動により設立される。組合員、職員、医師の協同により、医療機関として運営されている。(医療生協説明文)

医者も、患者も、みんな人間。人間同士が横のつながりを持つこと、それは、人間だからこそ出来ること、私たち人類の宝だと思いました。( 女性(30代))

安心出来る場所が欲しいなら、仲間を広げて自分たちで作ればいいのだと気付きました。今は自分に出来ることを考えています。 女性((60代))
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