ダーティ工藤の甘い生活


映画はイイ女だ! 人生はハードボイルドだ! ヤラずに死ねるか!
5年ぶりに帰ってきたぜ! ダーティ旋風が吹き荒れる、あま〜い七夜!


『ふたつの女』

(2006年/DV/59分/カラー)
『東陽片岡のあま〜い生活』

(2006年/DV/43分/カラー)

コワオモテなのにオチャメさん?!『縄文式』『殺人無頼帖』『縄文式2』などマニアックな作品で知られる奇才監督・ダーティ工藤が、新作2本をひっさげて、5年ぶりに劇場へカムバックだ! 

現代美術界の風雲児・会田誠の妻であり、自らも現代美術アーティストである岡田裕子と、SMクラブ〈エルドラド〉の代表・徳井唯という、ま〜ったく接点のありえない、ちがったふたつの個性が、曼陀羅のような見えない糸で絡まった物語を紡いでゆく『ふたつの女』、そして、ダーティ作品には欠かせない四畳半漫画家・東陽片岡主演の超脱力短編『東陽片岡のあま〜い生活』――2本に共通するドキュメントともドラマともつかぬ不思議なタッチは、まさにダーティワールドの真骨頂。


『ふたつの女』
<出演>
 岡田裕子、徳井唯、早乙女宏美、会田誠、佐川銀次、大田プリン、婆迦王、ゆき、ダーティ工藤
<スタッフ>
脚本・監督:ダーティ工藤

制作:エリシャ・クック81
撮影:クラウス・マンスキー
編集:シロート・シャブロル
音楽:GOLDMAN(主題歌「EVERY BODY」)
スチール:狩野康之、門間直剛
助監督:狩野康之、大田誠紀
撮影協力:エルドラド、くり企画
協力:ミヅマ・アートギャラリー
製作・配給:(有)DKプロダクション
宣伝協力:イメージリングス
<story>
現代美術アーティストの岡田裕子と夫・会田誠。夫婦仲は完全に冷え切り、離婚は決定的な模様である。やがて意を決したように裕子は出て行く。そして裕子の半生や彼女が作ったアニメ、写真、絵画、ビデオなど様々な作品がドキュメンタリータッチで語られる。なおも街を歩く裕子を、今度はSMクラブ〈エルドラド〉のママ・徳井唯が急ぎ足で追い抜いてゆく。ここに、本来まじわるはずのない「ふたつの女」が偶然にも交差した。女たちの刺激的な人生が今、解き明かされる!


『東陽片岡のあま〜い生活』
<出演>
 東陽片岡、あんな、岡田裕子、狩野康之、ダーティ工藤(インタヴュー)
<スタッフ>
監督:ダーティ工藤

脚本:セルジュオ・コレッポッチ
制作:エリシャ・クック81
撮影:クラウス・マンスキー
編集:シロート・シャブロル
音楽:ニート・ロータ
スチール:狩野康之
緊縛:ダーティ工藤
漫画:東陽片岡

助監督:狩野康之
撮影協力:エルドラド
協力:Mr.スズキ
製作・配給:(有)DKプロダクション
宣伝協力:イメージリングス
<story>
四畳半漫画家・東陽片岡は締め切りを二週間後に抱えて大わらわ。何とか仕事を終え、大好きなオナニーをしようと、自らズリネタの女子校生の漫画を書く。するとあ〜ら不思議。漫画から抜け出した女子校生が、部屋の隅に立っているじゃあ〜りませんか?! ちょいとマセたその女子校生は、1時間だけ彼の願いを聞いてくれるという。さあ、どうする? 東陽!
<監督プロフィール>
ダーティ工藤

1954年北海道倶知安町生まれ。
19才で上京後映画同人誌の創刊に関わり、映画評論家として活動。
聞き書きをまとめた《光と影 映画監督工藤栄一》を02年に、同様な聞き書きを6年がかりでまとめた《大俳優 丹波哲郎》を04年にそれぞれ出版。同時に映画監督への道を歩み出し、99年、自作のアート写真集《残縄画報》の撮影風景をベースに自らの半生とこだわりを綴った自伝的ドキュメンタリー映画『縄文式』で劇場デビューする。緊縛SMというマニアックな題材ながら、当時のBOX東中野に多数の観客を集め、カルト的人気を得た。00年に『殺人無頼帖』をアップリンク・ファクトリーにて、01年には『縄文式2』と『東陽片岡のカク!』を中野武蔵野ホールにて公開。

2006年9月2日(土)〜8日(金) 連日夜9時より
※期間中連日ダーティ工藤監督ほかによるトークショー開催!
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<料金>
当日料金:一般¥1500/学生¥1300/シニア¥1000
(18歳未満の方はご入場できません。)
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