「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」公開記念 
東陽一特集







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 6年ぶりの新作「酔いがさめたら・・・」の公開を記念し、東陽一監督の40年を越える監督歴から、デビュー作「沖縄列島」を始めとする初期監督作品3作品、大ヒット作、住井すゑ原作「橋のない川」、ベルリン映画祭銀熊賞受賞「絵の中の・・・」を含む90年以降に撮られた5作品を日替わりで上映。女性映画だけでない東監督の様々な側面をお楽しみください。
上映作品
『風音』
106分/2004/カラー/スタンダード/

©2004 シグロ/衛星劇場/テレシスインターナショナル

 公式サイト http://cine.co.jp/fuon/

ぼくたちの島の、終わらない夏
夏の沖縄。この島では強い海風が吹くと不思議な「風音」が聞こえる。原作・脚本は沖縄の芥川賞作家・目取真俊。

《出演》上間宗男、加藤治子ほか

"モントリオール世界映画祭 イノベーション賞"
『わたしのグランパ』
113分/2003/カラー/16:9 ビスタサイズ/

©「わたしのグランパ」製作委員会(テレビ朝日+ホリプロ+シグロ+東映ビデオ)

 公式サイト http://cine.co.jp/grandpa/

やさしい人ほど、ほんとは怖い?
13年ぶりにあったグランパはムショ帰りだった!中学1年生の孫娘と祖父が織りなす物語。

《出演》菅原文太、石原さとみ、浅野忠信ほか

モントリオール世界映画祭最優秀アジア映画賞
『ボクの、おじさん』
116分/2000/カラー/16:9 ビスタサイズ/

©2000,SIGLO

 公式サイト http://cine.co.jp/works1/crossing/

やがてそれぞれの旅が始まる。
通過儀礼なき今を生きる1 4 歳の少年。都会の生活に苛立つ29歳の叔父。二人の交わりを軸に“現在”を問う。

《出演》筒井道隆、つみきみほ、細山田隆人ほか

ベルリン国際映画祭正式招待
『絵の中のぼくの村』
112分/1996/カラー/16:9 ビスタサイズ/

©1996,SIGLO

 公式サイト http://cine.co.jp/works1/village/

二人はふたご。絵の好きなふたご。
誰にでもある心の風景の中、いたずら好きな双子が繰り広げるファンタジー。原作は、絵本作家・田島征三の自伝的エッセイ。

《出演》原田美枝子、長塚京三ほか

ベルリン国際映画祭銀熊賞
『橋のない川』
132分/1992/カラー/16:9 ビスタサイズ/

©ガレリア・西友

 公式サイト http://cine.co.jp/works1/bridge/

愛を知り、人は光を放ちはじめる。
差別に立ち向かっていく人々の姿を描いた住井すゑの原作を瑞々しい映像の美しさで本格的に映画化。

《出演》大谷直子、中村玉緒ほか

毎日映画コンクール日本映画優秀賞、監督賞ほか
『日本妖怪伝サトリ』
100分/1973/カラー/スタンダード/

©青林舎

現代に甦る妖怪サトリ、人間の魂にしのびよる
人間の考えている事を言い当て、ついにはその人間を食べてしまう妖怪サトリ を題材に人間の自閉的状況を描き出す。

《出演》緑魔子、河原崎次郎ほか
『やさしいにっぽん人』
118分/1970/白黒/スタンダード/

©東プロダクション


おれが何者だったらお前ら気がすむんだ!
沖縄戦での集団自決を生き延びた青年と彼を取り巻く人々が「真のことば」を求める姿を描く異色作。

《出演》河原崎長一郎、緑魔子ほか

日本映画監督協会新人賞

<<上映素材変更のお知らせ>>
12月25日(土)、27日(月)、29日(水)上映の『やさしいにっぽん人』の上映素材が、
35mmフィルムの状態が悪いため、DVDでのDLP上映に変更となります。
申し訳ございませんが、何卒ご了承下さい。
『沖縄列島』
90分/1969/白黒/スタンダード/

©東プロダクション

私は今日も爆音の中で眠るのだ

1968年沖縄。戦後23年が経過した沖縄をとりまくさまざまな現実。基地に囲まれた返還前の日常を鋭く深くとらえた問題作。

     

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