「いのち耕す人々」

食べ物は人間のいのちを
根底から支えるかけがいのない贈り物―。

ドキュメンタリー/100分
 
第4回文化庁文化記録映画優秀賞
キネマ旬報文化映画ベストテン第4位


予告編@youtube

公式サイト
<スタッフ>



製作 村山英世

脚本・監督 原村政樹、

撮影 藤江潔 木村光男
VE 金田弘司
編集 四宮鉄男、
音楽 徳永由紀子

解説 山本學

支援・協賛・後援
 文化庁・山形県・山形県教育委員会・山形県生涯学習文化財団
 高畠町・米沢市・南陽市・川西町・高畠町議会・高畠町教育委員会
 高畠町農業委員会・JA山形中央会・全農山形県本部・山形県信連
 全共連山形県本部・JA山形おきたま・高畠町商工会
 高畠町観光協会・高畠町食品工業会・山形県農業会議
 日本有機農業研究会・山形新聞・NHKほか(順不同)

製作 桜映画社



日本の食糧自給率は4割を切り、「食」の安全性が問われる今。
30年も前から「有機農業」の大切さに気づき、取り組む人たちがいた・・・
山形県高畠の食糧生産現場から「食」の大切さ・熱い思いを伝える。


<内容>




「有機の里」高畠から、新しい生き方を!
この映画は、30年以上にわたって有機農業に取り組んできた山形県高畠町の人たちの軌跡を通して、お金でははかれない豊かさを伝えたいと願って制作しました。

 まるでわが子を見つめるようなやさしい眼差しで作物を育てている人々。彼らは自然との対話を大切にしながら、人間の生命を根底から支える食糧の生産に誇りを持ち、日々、額に汗を流し、安全でおいしい作物を育てています。

 そんな高畠の人たちのところには毎年、都会から多くの若者や市民が訪ね、農作業を体験していきます。彼らは大地を耕す農業の一端に触れ、都市生活では実感することのなかった生命との交歓に感動して帰っていきます。

 お金さえ出せば食べ物は簡単に手に入ると考えがちな飽食の現代、もう一度、食べ物の大切さに思いを馳せてみませんか。いのちを大切にする有機農業の営みに、生きる喜びを実感してみませんか。

 土を耕し、いのちを育てる農業の営みが、農民の魂を育て、都会の人たちの心も耕す。映画の題名、「いのち耕す人々」に、そんな想いを込めました。いのちといのちとの響きあい、そして美しい農村の風景と一体となった、ゆったりとした村の生活のリズム。この映画を観た人はきっと心のふるさとを探し始めるのではないでしょうか。 
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