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企画・監修 国立劇場
製作 岩波映画製作所
「歌舞伎の魅力」シリーズより
羽田澄子監督作3作品
上映作品 「歌舞伎の魅力−音楽」
「菅承相・片岡仁左衛門―義太夫狂言の演技―」
「歌舞伎の魅力―新歌舞伎―」
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歌舞伎の魅力 新歌舞伎
江戸初期に誕生した歌舞伎は、今も数多くの出し物を伝え、盛んに上演され続けています。しかし歌舞伎は固定した演劇ではなく、時代の要請に応じて、様式にも様々な創意工夫を加え、現に生きている演劇です。
明治維新という激動の時代を迎えた歌舞伎が、いま「新歌舞伎」と呼ばれている。近代作劇法による歌舞伎を創造しました。この作品では、その歴史に新しい伝統を加えたことを、坪内逍遥作「牧の方」長谷川伸作「一本刀土俵入」の舞台を中心に語ります。
16ミリフィルム 34分
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歌舞伎の魅力 音楽 〜おさん茂兵衛 大徑師者暦にみる〜
国立劇場で製作されている「歌舞伎の魅力シリーズ」の8作目、歌舞伎にとって音楽は、その本質の1つといえるものです。この作品では、歌舞伎の舞台が音楽と深く関わりながら成りたっていること、更に歌舞伎俳優にとって音楽の素養は欠くべからざるものであることを理解させます。
16ミリフィルム 35分 |
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歌舞伎の魅力 菅丞相片岡仁左衛門 〜義太夫狂言の演技〜
義太夫狂言とは、人形浄瑠璃として製作されたものを、歌舞伎の舞台に移し、役者が演じたものをいいます。特に菅丞相を主人公とした「菅原伝授手習 鑑」は「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」とともに、義太夫狂言の三大傑作といわれています。片岡仁左衛門が、いかにして悲劇の主人公としての菅丞相になりきるか、稽古から本舞台へと変身する過程を克明に描いているのがこの作品の最大の魅力です。
16ミリフィルム 35分 |
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