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<スタッフ>
企画 : 都鳥拓也 都鳥伸也 打田内裕子
製作 : 都鳥拓也 都鳥伸也
撮影・編集 : 都鳥拓也
整音 : 若林大介
音楽 : 柴田晃一
ミュージックミックスエンジニア : 伊藤 敬
エンディングテーマ : 『yayoi~弥生~』
ナレーター : 大久保千紗
監督 : 都鳥伸也
製作 :
『希望のシグナル』サポーターズ・クラブ
ロングラン・映像メディア事業部
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撮影協力 :
秋田ふきのとう県民運動 秋田こころのネットワーク
心といのちを考える会 NPO法人 蜘蛛の糸
NPO法人 秋田県心の健康福祉会
佐藤工房 精神保健福祉ボランティア れもんの会
ホットハート由利 藍の会 素波里 狢
社会福祉法人 伸こう福祉会
協力 :
湯浅 誠 斎藤 環 本橋 豊 佐藤忠男 武重邦夫
公益社団法人北上青年会議所 日本映画大学
ピースマインド・イープ株式会社 生きるアシスト.com
株式会社 風 都鳥源司 佐々木久長
配給 : ロングラン・映像メディア事業部
配給宣伝協力 :
合同会社 東風
関東・西日本『希望のシグナル』配給委員会
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(C)『希望のシグナル』サポーターズ・クラブ/ロングラン映像メディア事業部
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<イントロダクション>
私たちが暮らす日本では、毎年約3万人が自らその命を絶っています。残された家族や友人は自らを責め、悩み、ときに周囲からの偏見に苦しみます。こうした現状の中、秋田県にひとつの兆しを見つけました。日本で最も自殺率が高い地域だからこそ、先駆的な取り組みが行なわれていたのです。映画『希望のシグナル』は、自分たちならではの活動を続ける人たちを追いかけます。過疎化が進む地域のコミュニティを復活させたいと1杯100円のコーヒーサロンをはじめた袴田俊英さん(心といのちを考える会)。“中小企業の経営者を倒産ごときで死なせてたまるか!”とNPOを立ち上げた佐藤久男さん(NPO法人 蜘蛛の糸)。仙台市で自死遺族のための自助グループを運営する田中幸子さん(藍の会)。映画は、彼らが様々な人と出逢い、つながり、やがてそれが大きな流れへと至るまでを見つめます。
地域の文化に根ざした映画を発信し続ける
双子のフィルムメイカー“都鳥兄弟”の挑戦
兄・拓也と弟・伸也は1982年生まれ。岩手県北上市出身・在住の映画プロデューサーです。岩手県西和賀町の生命行政を追った『いのちの作法-沢内「生命行政」を継ぐものたち-』(08)、盛岡市の児童虐待に迫った映画『葦牙-あしかび- こどもが拓く未来』(09)を企画・製作するほか、数多くのドキュメンタリー映画の上映会を開催してきました。そして本作ではじめて、伸也は監督、拓也はカメラマンとして、彼らならではのスタッフワークで命を支える活動を記録しました。 |
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<コメント>
「自分は自殺するつもりはないし、自分の周りに自殺しそうな人はいない。だから自殺は、自分とは関係ない問題だ」。ついつい、そうやって目を背けたくなる自殺問題に、都鳥兄弟は正面から向き合おうとしている。そして、本作を通して、自殺対策とは「生きる支援」であり「失われた絆を紡ぎ直す作業」であることを伝えてくれている。
清水康之(NPO法人自殺対策支援センター ライフリンク代表)
人が「生きよう」と思えるために必要なモノは何か? 失うまで気づかず、失ってみると取り戻すのが難しいこのモノを用意する取組を、都鳥兄弟は追いかける。それは、実際に取り組む人たちとの共同探求の作業のようだ。モノは「場」であり「寄り添う人」だった。秋田県の自殺対策をめぐるこの記録は、東日本大震災後の日本に必要なモノをも提示してくれている。
湯浅誠(反貧困ネットワーク事務局長)
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