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<出演>
正木佐和
守屋文雄
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梅澤嘉朗
大西裕
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成田愛
佐藤宏 |
吉岡睦雄 |
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<スタッフ>
監督 : いまおかしんじ
脚本 : 守屋文雄、いまおかしんじ
撮影 : クリストファー・ドイル
音楽 : ステレオ・トータル
編集 : 目見田健
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振付 : 鹿野裕子
通訳 : 後藤太郎
企画 : 朝倉大介、ステファン・ホール、樋上幸久
プロデューサー : 高津戸順、森田一人
アソシエイト・プロデューサー : 相原裕美、坂口一直
製作 : 国映株式会社、Rapid Eye Movies
インターフィルム
製作協力 : Vパラダイス |
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<INTRODUCTION>
初恋の人の前に現れた河童。彼の真の目的とは———?
映画史上初!日独合作ピンクミュージカル、堂々誕生!
ピンク映画を中心としたそのフィルモグラフィーに、男女問わず熱狂的なファンを持ついまおかしんじ監督の最新作は、前代未聞の日本×ドイツの合作ピンク映画。しかも日本の誇る偉大なる妖怪「河童」をテーマにしたミュージカル映画である。さらに撮影にはウォン・カーウァイ作品を始めとしたアジア映画からハリウッド映画まで幅広く活躍、日本の映画ファンにもその名前を響かせて来たクリストファー・ドイルを迎え、音楽にはドイツの人気ポップデュオ”ステレオ・トータル”が担当(歌詞はすべて日本語!)。共同脚本に大作『キツツキと雨』(沖田修一監督作品)が控える守屋文雄が参加。本作が本格的な主演映画となる正木佐和がヒロイン・明日香を熱演。そして河童役にはかつて松江哲明監督のドキュメンタリー映画『童貞。をプロデュース』への出演で一躍脚光を浴びた梅澤嘉朗を抜擢。Vシネマなどで活躍中の成田愛、いまおかしんじ作品の常連俳優・吉岡睦雄(『婚前特急』)などが脇を固める。未だかつて誰も観た事の無いエロス×河童×ラブストーリー×ミュージカルのコラボレーション、ここに誕生! |
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<ストーリー>
缶詰工場で働く明日香(正木佐和)は、恋人・滝はじめ(吉岡睦雄)との結婚を間近に控える幸福な日々を送っていた。そんなある日、彼女の高校時代に水死したはずの同級生・青木哲也(梅澤嘉朗)が河童となって目の前に現れる。青木は同じ工場でも働くようになり、何かと明日香につきまとい、同僚の麗子(成田愛)からも好意を持たれるようになる。そんな奇妙な日々の中、青木の元に死神(守屋文雄)が姿を現すようになる。明日香の命が間もなく終わるというのだ。その運命を変えたいと願う青木は明日香の手を取り、河童の里へと向かった…。 |
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<プロフィール>
いまおかしんじ(監督・脚本)
1965年大阪府生まれ。横浜市立大学を中退後、ピンク映画の製作会社・獅子プロに入社。佐藤寿保監督らピンク四天王作品、神代辰巳の遺作『インモラル』などの助監督を経て『獣たちの性宴イクときいっしょ(彗星まち)』で監督デビュー。アテネ・フランセ文化センターで行われたピンク映画特集上映「新・作家主義烈伝」では堂々の動員記録を作る。『熟女・発情タマしゃぶり(たまもの)』(04)がドイツ・ニッポンコネクション、チョンジュ映画祭などに招待され、渋谷ユーロスペースでのレイトショー公開が異例の大ヒットを記録。同年のピンク大賞でもベスト1他4部門を受賞した。続く『援助交際物語 したがるオンナたち(かえるのうた)』『絶倫絶女(おじさん天国)』『いくつになってもやりたい男と女(たそがれ)』などもポレポレ東中野にてレイトショー公開された。2011年は『ゴーストキス』『島田陽子に会いたい』『若きロッタちゃんの悩み』など続々と作品を発表している。
クリストファー・ドイル(撮影監督)
1952年・オーストラリアのシドニーで生まれる。エドワード・ヤンの「海辺の一日」(1981年)でカメラマンとしてのキャリアをスタート。その後、アジアの有名な監督たち、チャン・ユアン、スタンリー・クワン、チェン・カイコー、チャン・イーモウ、そしてアジア映画を代表する成功を遂げたウォン・カーウァイ監督作品のカメラマンを務めた。ドイルは、ウォン・カーウァイの全ての作品、「欲望の翼」から「2046」までの世界観を作り上げ、「花樣年華」では、カンヌ国際映画祭の高等技術院賞を始めとする、様々な映画賞において受賞した。その他にも国際的に有名な監督たちとのプロジェクトが多数ある。チャン・イーモウ監督「HERO」、ガス・ヴァン・サント監督「パラノイド・パーク」、M・ナイト・シャマラン監督「レディ・イン・ザ・ウォーター」、ジム・ジャームッシュ監督「リミッツ・オブ・コントロール」などがある。さらにはDJ
Shadowの「Six Days」や、ストロークスの「Juicebox」、シガー・ロスの「Gobbledigook」などのビデオクリップなどの撮影、監督作品「孔雀」(1999年)なども手がけている。
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