
第1夜 4/1(土) 23:30〜
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◆トーク
手塚眞+あんじ
◆『星くず兄弟の伝説』 上映
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1985/16mm/カラー/モノラル/100分
原案・製作総指揮・音楽監督:近田春夫
脚本・監督:手塚眞
出演:久保田しんご、高木一裕、戸川京子、ISSAY、渡辺和博
サンプラザ中野、尾崎紀代彦
近田春夫の同名アルバムを手塚眞が脚本化し、日本には珍しいロック・ミュージカルとして映画化。80年代東京のストリート・ムーブメント、インディーズ・ミュージック・シーンを色濃く反映させながらも、寓話的でファンタジックな世界を展開する。 |
◆トーク
手塚眞+林海象+山本政志
◆『夢みるように眠りたい』 上映
1985/35mm/80分
製作:一瀬隆重 製作・監督・脚本:林海象 撮影:長田勇市 美術:木村威夫
音楽:浦山秀彦、熊谷陽子、佳村萌、あがた森魚
出演:佳村萌、佐野史郎、大泉洸、あがた森魚、深水藤子、吉田義夫
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私立探偵・魚塚に、 月島桜という老女から誘拐された娘の捜索依頼が舞い込む。依頼人の老女はその昔名女優とうたわれ、「永遠の謎」という未完成のままお蔵入りした活動写真に主演していた。調査を進めるうちに魚塚は、
娘の誘拐事件とその活動写真の筋書きの意外な関係を発見する…。大衆娯楽盛んな昭和初期の浅草を舞台に展開する、
ノスタルジックなライト・ミステリー。モノクロ、 サイレント手法を使った映像が見る者に新鮮な感動を与える。林海象監督のデビュー作であり、いまや日本映画を支える名優の1人となった佐野史郎の映画デビュー作でもある。 |
◆『てなもんやコネクション』 上映
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1990/35mm/121分
監督:山本政志
脚本:宇野イサム、山本政志
出演:ツェ・ワイ・キット、新井令子、近藤等則、リ・キュオン、鈴木みち子
大阪〜東京〜香港を結び、香港で水上生活しているイカサマ一家とナニワ・ハチャメチャコンビが手を組んで、世界ネットの巨大地上げ屋組織に対抗する。全編にはじけるカラフルな色彩、パワフルな音楽、そして出演者から連打される突き抜けたギャグは大阪弁・広東語・アホ語が飛び交う、奇想天外、抱腹絶倒、痛快無比に国境不問、問答無用の超娯楽活劇。 |
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第2夜 4/8(土) 23:30〜
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◆トーク
林海象 + 柏原収史
◆『二十世紀少年読本』 上映
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1989/35mm/106分
製作:白川隆三 製作・監督・脚本:林海象 撮影:長田勇市
美術:木村威夫、山崎秀満
音楽:浦山秀彦、熊谷陽子
出演:三上博史、佳村萌、朝山ゆき、修健、秋吉満ちる、桂三枝、
鰐淵晴子、麿赤児、片桐はいり、原田芳雄、佐野史郎 |
昭和の真ん中、 サーカス団に売られた幼い兄弟・仁太と渡は稽古に励んでいたが、
綱渡りの練習中に落下した渡をかばい仁太は怪我をする。時は流れ、サーカスを捨て、
浮き草稼業で各地を回る仁太と、団長の死後、 サーカスを任される渡。サーカス団で育った二人の兄弟が、別々の未来へと進んでいく様を描いていく。主演は高い演技力が評価される三上博史。ヒロインは「夢みるように眠りたい」で注目を浴びた佳村萠。また、
実際のサーカス芸人であった朝山ゆきの可憐な容姿とサーカス芸が物語に花を添えている。
◆トーク
手塚眞+林海象+山本政志
◆ 『LIMOUSINE DRIVE-リムジン ドライブ-』 上映
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2001/35mm/92分
制作/脚本/監督:山本政志
撮影:マイケル・パ-ルマン 音楽:T.M.スティーブンス
出演:T.M.スティーブンス、仲祐賀子、鬼丸、サンキ・リー、津田寛治、ドン・タラン
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リムジンの黒人運転手マリークは、日本人の女の子エリを乗せたことから、次々とやっかいな出来事に巻き込まれていく。ギャング志望の男ナオやチャイニーズマフィアも絡んできて、さらなる事件が!国境を超えた映画作りを展開してきた山本政志が、オールNYロケを実施。NYに乗りこんだ渋谷系ギャルらが繰りひろげる珍騒動を、ファンキーなノリで活写する。
◆『妖怪天国』 上映
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1986/DVD/カラー/ステレオ/40分
監督:手塚眞
脚本:浦沢義雄/手塚眞
出演:伊武雅刀、網浜直子、石上三登志、天本英世、楳図かずお、手塚治虫
身も凍るような怪談からシュールな作品まで、様々なタイプの妖怪話をオムニバス形式で綴った作品。キャスト陣に楳図かずお・水木しげる、そして監督の実父である手塚治虫と、漫画界の巨匠が勢揃いしているところも注目だ。 |
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第3夜 4/15(土) 23:30〜
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◆プレミア公開&舞台挨拶
山本政志+蒼井そら他
◆『聴かれた女の見られた夜』上映
2006/DV /90分
脚本・監督:山本政志
プロデューサー:石毛栄典
主演:蒼井そら
しがないサラリーマンリョウ。引っ越したアパートの隣の部屋から電話で話す女、五月の声が聞こえてくる。薄い壁に耳を付けると隣人の日常的な息遣いが、リョウの想像を淫らに掻き立てる。盗聴マイクを仕掛け、五月の日々のスケジュールを把握するまでにエスカレートしていくのだが・・・。最新、エロティックサスペンス、現在撮影中!!
◆トーク
手塚眞+林海象+山本政志
◆『ブラックジャックふたりの黒い医者』
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2005/35mm/93分
監督:手塚眞
声の出演:大塚明夫、水谷優子、鹿賀丈史
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日本が世界に誇る名作の数々を創り出した漫画の神様・手恷。虫。その数ある作品のなかでも、とりわけ傑作の一つとしてあげられる「ブラック・ジャック」の2005年劇場版。
手塚眞監督自らがオリジナルの視点を加え、テレビでは決して見ることの出来ないスケールで展開する「映画版B・J」を誕生させた。
◆『乙女の祈り』上映
1996/16mm/25分
製作:林海象・永瀬正敏、監督・脚本:林海象、撮影:柴主高秀、音楽:めいな.co
出演:永瀬正敏、夏生ゆうな
永瀬正敏との共同制作によるコラボレーション作品。完全なる個人作品で今までに数回しか上映されたことがない超レアな秘密作品。「夢みるように眠りたい」から12年後に再び白黒・無声で創られた「卵」をめぐる物語。秘密庭園の土の中から女を掘り出した男は、その女を鉱石と水で育てるが…。
◆『ママのピアノ』上映
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2005/DV/19分
監督+脚本:林海象
出演:田中美里、武井証、風味堂
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林海象がピアノトリオ“風味堂”に対する思いを込め、自ら脚本を書き上げた。出演の母役の田中美里、子役の武井証が、“切なくも優しい”母と子の日常を美しく演じている。
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前売¥2000・当日\2200
※当日午前10:30より劇場受付にて整理券を配布いたします。 |
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