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<出演>
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<スタッフ>
監督・脚本:いまおかしんじ
製作:松下順一
企画:高崎正年
プロデューサー:小貫英樹 奥野邦洋
アソシエイトプロデューサー:堀川美佳
音楽:金山健太郎
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アシスタントプロデューサー:松下達郎
撮影:高木風太
録音:松野泉
スチール:内藤基裕
制作プロダクション:東京レイダース
製作・配給・宣伝:アートポート
© 2011 アートポート |
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<概要>
「佐藤宏と荻窪で飲んだ。焼き鳥屋で飲んで、ガールズバーに行った。女の子ばっかり喋ってる。俺たち聞き役。楽しくもない。酔うしかない。何かいいことないすか。ないねえ。酔いどれて、グチを言い合って、釜めし食って別れた。」
いまおかしんじ
とっても温い映画、やっぱりい(・)ま(・)お(・)か(・)し(・)ん(・)じ(・)だ!
勝気でキュートなピンサロ嬢、浮気性でチャラいその彼氏、44年素人童貞の常連客。ひょんなことから3人は車に乗り込み、あてのない旅を始める。3人の道中は時にはおかしく、時には胸をときめかせ、時にはエッチな気分に、そして時には人生そのものを考えさせてくれる。そして旅の最後には、言葉では言い表せない柔らかさと温かさが観る者の心を包み込む。
2010年からスタートし、多くの映画ファンの心を掴んだ「青春Hシリーズ」の記念すべき第1作『ゴーストキス』のいまおかしんじが、セカンドシーズンで再び青春Hシリーズに登場。本作でも大いに発揮された独特の世界観と優しさを感じる物語は、ファンの期待に充分応えてくれる。そんな映画を盛りたてるのは人気AVクイーンながら本作で映画女優としても羽ばたき出した辰巳ゆい、お笑い芸人のラブシングル中田、『making of LOVE』などの川上洋一郎といった異色のキャスト陣だ。 |
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<ストーリー>
「人が旅をするのは到着するためではなく、楽しいからである。」 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
ピンクサロンで働く本田かよは(辰巳ゆい)、店の常連で44歳にして素人童貞の加藤宏(ラブシングル中田)に本番を迫られた挙句に店外デートまで迫られてカリカリしながら自分のアパートに戻る。すると部屋では彼氏の設楽洋介(川上洋一郎)が若い女性を連れ込んで豪勢にもカニをほおばっている始末。「私がお口で稼いだお金でカニなんて食いやがって!」とカリカリ度のレベルも急上昇。当然、かよは2人に疑いの目を向け…。洋介は「やっていない」と言い張るも屑篭のティッシュの匂いに確信したかよはブチ切れて家を出るが、そこで偶然にも車に乗った宏と出会う。
なんとなく車に乗ってしまったかよと、かよとヤリたくて仕方がない宏は成り行きで宿に泊まるが、成り行きで××、とはいかず…。翌朝、宏にアパートまで送ってもらったかよが玄関を開けると、若い女性がまだいるのに再びブチ切れ、きびすを返して宏の車にもどるが、追いかけてきた洋介も乗り込んで来て…。
なぜか、成り行きで、3人を乗せた車は走り出す。「海に行こう!」洋介のそんな言葉から旅は始まる。かよを愛してやまない宏。浮気性でチャラい性格ながら本当はかよを愛している洋介。そんな2人に挟まれたかよ。なんとも言えない3人による、なんとも言えない奇妙な旅は果たしてどこへと向うのだろうか?。
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<青春Hとは>
「現代」という名の時代を斬る新たなるシリーズが誕生した!
2010年8月28日にいまおかしんじの『ゴーストキス』で幕を開けた青春Hシリーズも古澤健、藤原健一、内藤隆嗣、井土紀州、山口智、サトウトシキ、今泉力哉、鎮西尚一、榎本敏郎という、映画ファンが唸る映像作家たちが名を連ねて奇跡のシリーズとして約半年の間、映画界を席捲し続けた。青春をテーマにエロテッィクなシーンを盛り込めば監督の自由な発想で製作に取り組んでもらうというシリーズコンセプトが、限られた予算ながら監督の個性が前面に押し出された高いクオリティの作品を観客にお届けすることを実現させてきた。そして、2011年5月14日に公開される白石晃士の『超・悪人』から青春Hシリーズもセカンドシーズンとして新たな局面を迎える。本作のいまおかしんじの後にも東京芸大卒業制作『浮雲』が話題をさらった長谷部大輔、『ユリ子のアロマ』が海外でも高い評価を受けた吉田浩太、などファーストシーズンに負けず劣らずの異才、異能、若手、新星の映画作家たちがその出番を待っている!
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<プロフィール>
監督・脚本 : いまおかしんじ
獅子プロダクションに入社し、瀬々敬久監督や佐藤寿保監督らの作品のほか、神代辰巳監督の遺作となった『インモラル 淫らな関係』の助監督を勤める。1995年に『獣たちの性宴
イクときいっしょ』<一般館上映タイトル『彗星のまち』>で監督デビュー。脚本家としても才能を発揮し、自身の作品の他にサトウトシキ監督『ロスト・ヴァージン
やみつき援助交際』(02年)<DVDタイトル『手錠』>が高い評価を得る。ピンク七福神のひとりとして活躍し『熟女・発情 タマしゃぶり』(04年)<一般館上映タイトル『たまもの』>、『絶倫絶女』(06年)<一般館上映タイトル『おじさん天国』>など、独特な世界観を持った映像が多くの映画ファンの心を掴む。05年の『援助交際物語
したがるオンナたち』<一般館上映タイトル『かえるのうた』>ではピンク大賞ベスト10第1位に輝く。09年には初の一般館用映画『白日夢』を愛染恭子と共同監督をし、2010年には『ゴーストキス』、『島田陽子に逢いたい』が同じく一般館で公開されたほか、『恋する惑星』や『ブエノスアイレス』などのクリストファー・ドイルをカメラマンに迎えた日独合作のミュージカル『おんなの河童』のを撮影し、近日の公開が控えている。
出演 : 辰巳ゆい
2008年1月にアリスJAPAN専属女優としてデビューし、30本以上のAVに出演する。2009年にはVシネマ『真田くノ一忍法伝 かすみ 激突!はぐれ甲賀軍団!!』でヒロインを演じ、その後も『湘南アウトロー烈伝 黒虎武羅(ブラックコブラ)総長・希美』(10年)、『セックス・アンド・ザ・パチスロ』(11年)と立て続けに主演作がリリースされる。2010年には『闇金ウシジマくん』でテレビドラマにも出演する。また、バラエティ番組の出演や『私立まるまる学園 みすてり!!』(10年)、『熱海殺人事件』(10年)、『るつぼ』(10年)、『チキンハート』(11年)と演劇の舞台にも立ち、幅広い分野で活躍中。そして本作において劇場用映画デビュー作にして初主演を果たす。
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