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<出演>
しじみ
関口崇則 |
前野朋哉
篠原友希子 |
松浦祐也
札内幸太 |
春心
今泉力哉 |
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<スタッフ>
監督・脚本 : 今泉力哉
製作 : 松下順一
企画 : 木谷祐介 高崎正年
プロデューサー : 小貫英樹 奥野邦洋
アソシエイトプロデューサー : 清水稔 笠原慎吾
音楽 : 金山健太郎
アシスタントプロデューサー : 堀川美佳
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撮影 : 岩永洋
録音 : 高田伸也 宋晋瑞
助監督 : 平波亘 草川弘之 堀切基和
メイク : 寺沢ルミ
スチール : 内藤基裕
制作プロダクション : 東京レイダース
製作 : アートポート |
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「いつだってそう。テーマとか伝えたいこととか、何もなくて。でもエロくしたいなとは思った。だって青春Hだから。あとはちょっとでも笑えれば。映画は娯楽だから。そんなとこ。あとは1人でも多くの人に見てもらえれば。ビールとポップコーン片手に『バカだなあ』って言われたい。そして少しだけ混乱させたい。」
―― 今泉力哉
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<ストーリー>
妻と幼い娘のいる晋助(関口崇側)は、ある悩みを抱えながら、何か満たされない日々を送っていた。
妻・まき(しじみ)の友人である町子(篠原友希子)と晋助は、お互いのパートナーに内緒で呑んだりしていた。ある日、町子が彼氏・恭介(松浦祐也)と別れたと聞いた晋助は、同様にまきに別れを告げて、男友達・馬場ことババケン(前野朋哉)の家に向かう。
晋助と結婚する以前からまきに想いを寄せていたババケンは、晋助に彼女のもとへ戻るよう迫る。そんなババケンの家を出て、町子のもとへと向かう晋助。しかし、町子の家には別れたはずの恭介がいた。
一方、まきは慰めてもらうためにババケンの家へ。そこでババケンは、まきから衝撃の事実を聞かされる。どこにも居場所がない…、まさに「終わってる」状態の人々の身と心は、果たしてどこへ向かうのだろうか?
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<概要>
『たまの映画』の今泉力哉監督が初めて挑んだ長編劇場用ドラマ。
それは、愛欲と性欲の交差点を描いた5人の男女の群像劇。
2010年12月25日に東京で公開された『たまの映画』は初日から常に満席状態が続き、年始から映画業界に景気の良いニュースをもたらした。『さよなら人類』等のヒット曲で知られる「たま」の解散後を追ったドキュメンタリーは、現役当時の彼らを知るファンから現役当時の彼らを知らぬ若者たちまでもが連日劇場に押しかける。
そんな『たまの映画』のメガホンを執ったのは、長編劇場用公開作デビューとなる今泉力哉。自主で数々の短編を制作し、多数の受賞歴を誇るほか、トリウッドやアップリンクなどで特集上映が組まれ、映画業界から熱い視線を浴びていた彼の長編劇場作品デビューがドキュメンタリーだったことから、「今泉力哉の長編ドラマが見てみた」と言う声が多数聞こえ始めた今日このごろ…、『たまの映画』公開直前に撮影された初の劇場用長編ドラマが3月5日に緊急公開されることに。それが、『終わってる』だ。
今泉力哉が「青春Hシリーズ」に新たなる息吹が吹き込む!
『ゴーストキス』いまおかしんじ、『ピラニア』井土紀州、『イチジクコバチ』サトウトシキといったピンク映画出身の映画作家たち、『狼の時代』内藤隆嗣、『カレーのにおい』山口智といった自主映画出身の映画作家たち。『making of LOVE』古澤健、『Date…』藤原健一といった多くの商業作を経験してきた映画作家たち。過去、青春Hシリーズに参加してくれた映画作家たちはその3つのカテゴリーに分類できる。今泉力哉も自主映画出身の映画作家に属するが、内藤隆嗣監督、山口智監督と明らかに違うところは、本作が長編劇場用ドラマ作品初の監督作ということである。
今泉力哉は短編であっても緻密なシナリオの構成を大事にするだけではなく、登場人物の描写にも細部に亘るこだわりが伺える演出が際立つ。『終わってる』はその才能が初めて長編で発揮される作品であり、多くの人たちに「これからの10年、いや、それ以上、映画業界を牽引する逸材が現れた」と認識させるに違いない。 |
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<プロフィール>
監督・脚本 今泉力哉
1981年生まれ。福島県郡山市出身。 名古屋市立大学芸術工学部在学中より映画制作を開始する。卒業後、大阪で芸人生活を経て上京しニューシネマワークショップに通い、映画制作を再開する。(カット:大学在学中より映画制作を開始する。)『そらごと』(06)、『灰とシーツ』(08)といった短編作品が高い評価を得て、08年に『微温(ぬるま)』が水戸短編映像祭で、09年に『最低』がTAMA NEW WAVEでそれぞれグランプリを受賞する。09年、下北沢のトリウッドにて「今泉力哉監督特集 〜ダメ恋愛映画のすすめ〜」が開催され、前述作品のほか『此の糸』(05)、『ざっぱ』(09)、『cataitsutsu』(09)などの短編が上映され、映画ファンはもちろん映画業界からも注目を集める。10年には初の長編となるドキュメンタリー『たまの映画』が劇場公開され多くの観客から支持され、ロングランヒットを記録する。各方面から長編劇映画へ制作が切望される中、青春Hシリーズの本作でその期待を果たす。
その他の主な監督作:『透明なシャッター』(04)、『crisper』(07)、『SON OF THE FACTORY
』(08)、『体温』(10)、『TUESDAYGIRL』(11)。
しじみ
2004年に持田茜としてAVデビュー。08年にAV引退後は映画、Vシネを活動の中心に据える。09年から現在の芸名を使用するようになり、10年に演劇集団カミナリフラッシュバックスの舞台『女魂女力其の壱 しじみちゃん』主役を務め、舞台上でしじみという芸名で女優として活動していくことを改めて宣言する。09年の出演した『うたかたの日々』(成人館公開タイトル『壺姫ソープ ぬる肌で裏責め』)が第22回ピンク大賞作品ベストテン第1位を獲得する。またDJ、シンガー、『名前のない女たち』の宣伝アドバイザーなど多岐にわたる活動でその才能を発揮している。 |
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<青春Hシリーズとは>
「青春H」のテーマは“空の高い愛の表出”。さまざまな色とりどりの“愛”を情熱的に華麗に、悲観と哀愁、そして美しさと淫らさを偉才、異才、鬼才、奇才と言われる映画作家たちが赤裸々に自由奔放に個性豊かに「青春」を織り成していく。それが「青春H」シリーズ。
第5弾の今泉力哉監督『終わってる』、第6弾の鎮西尚一監督『ring my bell』、榎本敏郎監督『再会』の3作品でファーストシーズンの幕は下りるが、早くもセカンドシーズンの始動が決定!再登板のいまおかしんじ、『テケテケ』の白石晃士、『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』の佐藤佐吉のほか期待の新人監督など、ファーストシーズンに負けず劣らずの映画作家たちがその出番を待ち構えている。
History of 青春Hシリーズ
『ゴーストキス』 監督 いまおかしんじ 10年 8月28日公開
『making of LOVE』 監督 古澤健 10年 8月29日公開
『Date…』 監督 藤原健一 10年10月30日公開
『狼の時代』 監督 内藤隆嗣 10年11月 6日公開
『ピラニア』 監督 井土紀州 10年12月18日公開
『カレーのにおい』 監督 山口智 11年 1月22日公開
『イチジクコバチ』 監督 サトウトシキ 11年 1月29日公開
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