<青春Hシリーズ 第6弾>
『再会』 『ring my bell』


『 再 会 』

甘く切ないファンタジー。そして衝撃のラスト。
あの時、青い炎の向こうに何を見たのか?
(C)2011 アートポート
2011年/日本/カラー/72分/ステレオ/ビスタサイズ/DV
c2011 アートポート
<出演>
栗林里莉 
津田篤 
森山さちか 
姑山武司 
小林晶 
片山徳人 
平岡亜紀 
工藤博之
<スタッフ>
監督 : 榎本敏郎 

脚本 : 佐藤稔

製作 : 松下順一
企画 : 木谷祐介 高崎正年
プロデューサー : 小貫英樹 奥野邦洋
アソシエイトプロデューサー : 清水稔 笠原慎吾
音楽 : 鈴木時行
アシスタントプロデューサー : 堀川美佳 松下達郎
撮影 : 花村也寸志
録音 : 福田裕佐
録音 : 松原安穂 佐直輝尚
助監督 : 作石敏幸
スチール : 内藤基裕

制作プロダクション : 東京レイダース
製作 : アートポート

配給・宣伝:アートポート 

気恥ずかしさや思い込み、青臭さや一途さがないまぜになったものが「青春」映画なのだろう、『再会』はそんなことを思いながら作った作品です。
―― 榎本敏郎
<ストーリー>
陽一は、予備校の臨時講師をしている。研究職についていたが、教授と揉めた事が原因で辞めてしまった。彼は30歳を過ぎた今、自分自身の身の振り方について考えていた。長年付き合った彼女にも結婚を迫られている。このまま彼女と結婚し田舎に帰ろうかと迷っていた。そんな時、高校の同級生、月夜と再会する。驚くことに彼女は、高校の頃から歳を取っていないのではないか?と思うくらいにまったく変わっていなかった。高校時代に月夜に恋心を抱いていた陽一は、再会した事で彼女への想いが激しく燃え上がっていく。それはまるで高校時代に必死に戻ろうとするかのようだった。若いままの月夜、いったい彼女は何者なのか?


<概要> 
いまおかしんじに続き、七福神のひとりが青春Hにまたまたやって来た。
『おくりびと』の滝田洋二郎、『ヘヴンズ ストーリー』の瀬々敬久らを輩出した獅子プロダクション出身。96年に『禁じられた情事 不倫妻大股びらき』(再上映タイトル『スローモーション』)で監督デビューし、同作でその年の新人監督賞を受賞する。その後、ピンク七福神のひとりとして活躍し、第14回ピンク映画大賞第3位となった01年『痴漢電車 さわってビックリ!』や06年『悶絶 ほとばしる愛欲』(DVDタイトル『ほくろ』)などが高い評価を得る。
『 ring my bell 』


彼らは飲んでなくても酔っ払ってた。だって春でしたもの。
(C)2011 アートポート
2011年/日本/カラー/75分/ステレオ/ビスタサイズ/DV
c2011 アートポート
<出演>
月城まおら 
山形育弘(core of bells) 
瀬木俊(core of bells)
鳥居しのぶ 
ちひろ 
那須千里 
植岡喜晴
<スタッフ>
監督 : 鎮西尚一 

製作 : 松下順一
企画 : 木谷祐介 高崎正年
プロデューサー : 小貫英樹 奥野邦洋
アソシエイトプロデューサー : 清水稔 笠原慎吾

音楽 : core of bells
アシスタントプロデューサー : 堀川美佳
脚本 : 那須千里 山形育弘
撮影 : 高木風太
撮影助手 : 横田雅則
助監督 : 角田陸 澤江智由喜
スチール : 内藤基裕
制作プロダクション : 東京レイダース
製作 : アートポート

配給・宣伝:アートポート 

何とも形容しがたい五人組のバンドcore of bellsのライブで繰り出される寸劇ともつかぬドン詰まりの舞台。そのフロントが今回の作品の二人、山形育弘と瀬木俊である。それで十分ではないか。
♪ひとりだけ別の部屋 ひとりだけ胆試し ひとりだけかなしばり ひとりだけ渚にて(core of bells 1st.アルバム『ボトルキープ2010』から『ソファ』より)

上等じゃないか。
―― 鎮西尚一

<ストーリー>
図書館勤めの鮎子は幼馴染のイサオと宇津保のバンドのリハーサルに参加するため、出勤前に森の練習場に寄るのが日課だった。そんな鮎子にイサオと宇津保は森で密造酒を仕込んでいることを打ち明ける。その晩、鮎子の家に食事の招待をされた二人は鮎子の両親が旅行で海外に行っている事を知る。「よし、今日から合宿だな」そんなイサオの一言で三人の合宿生活が始まった。そして、密造酒の期が熟した時、鮎子は再びぐい呑みに口をつけるのだった。


<概要> 
鎮西尚一が不思議な空気に包まれた青春の日常を心地よく描く。
『余命一ヶ月の花嫁』の廣木隆一監督等のもとで助監督を務めた後、87年に『ヘビーSEX'87 感度良好』で監督デビュー。『パンツの穴 キラキラ星みつけた!』(91年)、『パチンカー奈美』(92年)などでメガホンを執る。97年の『ザ・ストーカー』以後一線を離れるも、09年に『熟女 淫らに乱れて』(再上映タイトル『スリップ』/DVDタイトル『み・だ・ら』)で健在ぶりを示す。11年は本作のほか『スーサイドサイドカー』(2月公開)がある。

<青春Hシリーズとは>
「青春H」のテーマは“空の高い愛の表出”。さまざまな色とりどりの“愛”を情熱的に華麗に、悲観と哀愁、そして美しさと淫らさを偉才、異才、鬼才、奇才と言われる映画作家たちが赤裸々に自由奔放に個性豊かに「青春」を織り成していく。それが「青春H」シリーズ。
第6弾の鎮西尚一監督『ring my bell』、榎本敏郎監督『再会』の3作品でファーストシーズンの幕は下りるが、早くもセカンドシーズンの始動が決定!再登板のいまおかしんじ、『テケテケ』の白石晃士、『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』の佐藤佐吉のほか期待の新人監督など、ファーストシーズンに負けず劣らずの映画作家たちがその出番を待ち構えている。

History of 青春Hシリーズ
『ゴーストキス』   監督 いまおかしんじ  10年 8月28日公開
『making of LOVE』  監督 古澤健      10年 8月29日公開
『Date…』      監督 藤原健一     10年10月30日公開
『狼の時代』     監督 内藤隆嗣 10年11月 6日公開
『ピラニア』     監督 井土紀州     10年12月18日公開
『カレーのにおい』  監督 山口智      11年 1月22日公開
『イチジクコバチ』  監督 サトウトシキ   11年 1月29日公開

 
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