テレビばかり見てると馬鹿になる

きもちイイのも、めんどくさい
22007/日本/カラー/ステレオ/85分/ビスタサイズ

 公式サイト

〈キャスト〉
 穂花    三浦アキフミ    大橋てつじ    田村泰二郎
〈スタッフ〉
原作 : 山本直樹 「テレビばかり見てると馬鹿になる」

監督・脚本・編集 : 亀井亨

製作:AMGエンタテインメント
配給:バイオタイド

(C)2007 山本直樹/AMGエンタテインメント株式会社

山本直樹×亀井亨で贈る新時代エンタテインメント
超強烈な個性が激しく衝突=野心的アンビバレント映画誕生!!

<解説>
☆日本を代表するクリエイター2人が、現代人の抱える闇を赤裸々にする!!
大胆な性描写とシャープな演出センスで問題作を描き続ける漫画家、山本直樹。
愛とセックスに溺れる弱い人間たちが織り成す悲哀を、過激に、シニカルに、ときにユーモラスに描き、多くのファンを獲得した。そして今回、引きこもりの女性とカウンセラーのやり取りを描いた短編作を、待望の映画化!!その独特の世界観を見事に映像化したのが、邦画界の異端児、亀井亨。デビュー以来、奇抜な作品を撮り続け、海外映画祭で数々の受賞歴を持つ。本作でも総カット数、3カットという非常に挑発的で、独創的な手法で撮影。
現代社会が抱える日本の文化依存症候群「引きこもり」問題に、“問題作”で挑んでみせる!?

☆超人気AVアイドル 穂花(ほのか)、待望のスクリーン・デビュー!
引きこもりの少女、有紀を演じるのは、映画・TVと活動の幅を広げる超人気AVアイドル、穂花(ほのか)。気だるく、物憂げなヒロインを魅力たっぷりに演じ、女優としての存在感をみせつけた。
共演は、『長州ファイブ』『虹の女神』の三浦アキフミ、『太陽』の田村泰二郎。山本漫画ならではのユーモラスな登場人物を見事に体現し、本作に豊かな奥行きをあたえている。

<ストーリー>
有紀(穂花)はゴミだらけの狭いワンルームで、テレビを見ては眠りにつくという生活を続けてもう5年になる。訪ねて来るものといえば、NHKの集金と実家の母親から送られてくる食料。そして、伊藤(三浦アキフミ)と山崎(大橋てつじ)の2人だけ。伊藤はインターネット上で有紀と知り合い、彼女の部屋に小型カメラを設置し、ネット配信している男。定期的にやって来ては、カメラによく映るようにして有紀を抱く。有紀は習慣としてご飯を食べる。お腹が満たされれば、また眠る事が出来る・・・ただ、それだけ。
夜通しテレビを眺め、やがて朝が来る。そこに、母親から頼まれ、有紀を社会復帰させようと、カウンセラーの馬戸(田村泰二郎)が現われる。「テレビばかり見てると馬鹿になりますよ」と馬戸。あれこれ話しかけるが「ぬかに釘」である。そんな有紀に馬戸はシンプルな提案をする。じゃんけんをして、負けたほうが外に出ると。だがその時、凶暴で少し頭の弱い山崎が現われて…。

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