追悼 大野一雄2012
Keep on dancing!





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大野一雄さんの追悼上映を今年も開催!
初日には、毎年恒例となった大野慶人さんによるスペシャルステージも決定!

6月1日は、舞踏家・大野一雄さんの命日です。
限りない哀しみと溢れるばかりの愛で、そこにある魂に気付かせてくれる舞踏は、逝去しても尚、言葉にならない感動を多くの人に与え続けます。
人はみな人間である以前に、こころとからだをもつダンサーなのかもしれません。
人生 KEEP ON DANCING!
大野一雄はいつまでも踊り続ける。

上映作品
『ひとりごとのように』
2005年/100分/カラー/DVCAM

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監督・撮影 : 大津幸四郎 / 共演 : 大野慶人 / 製作・配給 : クエスト

2000年、大野一雄は歩行不能になる。治療を受けていた病院から逃れ、舞踏研究所に帰ると、徹底的な身体の鍛え直しから再生の道をスタート。何としても、もう一度自分の踊りを踊りたい、その欲求と生来の強靱な意思とが、一雄を回復に導く。その覇気は舞台にも溢れ、観客を圧倒し、祝福の拍手に包み込まれる。大野一雄はいつまでも踊り続ける。

上映日 : 5/26(土)、29(火)、6/1(金) 各日21:00

『魂の風景~大野一雄の世界』
1991年/75分/カラー/16mm

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演出 : 平野克己 / 撮影 : 大津幸四郎 / 共演 : 大野慶人 / 製作:アーバン21
大野一雄と向き合うと涙が溢れてくる。…その心の場所に迫ろうとした平野監督。1990年、北日本の原風景の中、そこに宿る生命に触れ、死者と対話し、精霊と化して無心に舞い踊った大野一雄。忘れられた心、喪われた感動を取り戻そうとする魂と魂の交流。記録映画の一つの頂点を示す圧倒的な映像美が16ミリフィルムで蘇る!

上映日 : 5/27(日)、30(水) 各日21:00

『O氏の肖像』(『KAZUO OHNO』と2本立て)
1969年/65分/モノクロ/DVD版

写真:ボブ・藤崎

監督 : 長野千秋

大野一雄は1968年から舞台活動を中止し、映画作りに没頭する。その最初の作品が「O氏の肖像」である。監督は、オノヨーコや伝説の内科画廊のドキュメンタリーを撮った長野千秋。65分のモノクロ映像に残された過激なO氏の実験から「ラ・アルヘンチーナ頌」にいたる大野一雄の内面の軌跡。

上映日:5/28(月)、31(木) 各日21:00

『KAZUO OHNO』(『O氏の肖像』と2本立て)
1995年/15分/カラー/35mm

Photo:樫部孝史

監督 : ダニエル・シュミット / 企画 : 愛知芸術文化センター、配給 : ユーロスペース

ダニエル・シュミット×大野一雄。舞踏家が舞台上でのみ生み出すであろう空気感、空気のふるえ、ざわめきを捉えるとともに、主なロケ地である東京・晴海埠頭の空間的な特性を活かし切って、現実とも虚構ともつかぬ、陶酔するような夢魔的映像世界を現出させる。

上映日:5/28(月)、31(木) 各日21:00


     
《協力》
大野一雄舞踏研究所、(有)かんた、株式会社クエスト、愛知芸術文化センター、ユーロスペース
大津幸四郎、平野克己、池上直哉、諏訪敦

この追悼上映は、関係者皆さまの御好意と御協力により実現に至りました。心より、お礼申し上げます。